足軽さんを作ろう-3

BlenderDAZ Studio

と、いうわけでまずは陣笠を作成。
いろいろな資料を参考にして、一般的な形状をBlendaerでセコセコ作り上げていく。
実は私はカーブの扱いというのが苦手で、今までできるだけ避けてきたのだけど、今回は必要に迫られて一所懸命練習してみた。
特にこのベジェカーブなどは、ハンドルをどう動かせばどっちに曲がるのかなかなかつかめず、ひたすらトライアンドエラーを繰り返して感覚を掴んでいく。

さらにグルグル紐を巻きつけていく段階になると、確かにBlenderにはスクリューという巻きつけ機能もあってかなり便利なのだが、太さの調整してと位置がなかなか難しいな。。。

とりあえずなんとかそれっぽい形までもって行けたかな。
頭に乗っかってるのは、ドーナツクッションのようなもので、これで安定感が増すわけですな。
藁編みや布に詰め物をしたようなものがあるようだ。

で、この上に笠をのせて、日除け弓除けの垂布をつける。
現在の農家の作業麦わら帽子と似てるねw
思っていた以上に内部構造の紐部分の方が非常に手間がかかったので、あとが楽だ。

UVマップを書き出してテクスチャを作成し、Daz Studioに取り込む。
ここからはDaz Studioでテストレンダをしながら細かい調整。
ついでにサクッとフィギュア化して、垂布部分にのみウェイとマップを設定してdForce化した。

形状的に紐周りでポリゴンを食ってしまったので、それ以外簡素化できるところは低ポリに。
傘も縁をつけることで誤魔化して厚みをつけなかったのだが、テクスチャによっては裏側にも出てしまうな(ーー;)
本当は布の端とかも折り返し作った方がリアルだし、布を取り付ける笠裏側の鉄輪なども最初は取り付けようとしたが、別に歴史資料として本に載せるわけでもなし、無駄にポリゴン増やして重くする必要はないだろうと。(てか、頭頂の輪でさえいらないのかもしれんw)

dForce動作テストのために、今回初めてDaz Studioのウィンドシュミレーションを使ってみた。
意外と簡単に設置できてコントロールもかなり直感的に操作できるので楽しくなってきてしまった。
なのでそれを生かしてモーフに仕込んでみた。
また普通に笠を動かすとあごひもも動いてしまうので、笠を前後に傾けるモーフも。

さてあとは兵糧袋や水筒、槍などの小道具が欲しいな。。。なかなか作品作りに取りかかれないのであった。


参考資料文献。他にもネットや自分で撮影してきた武将隊や武者行列、火縄銃演武等の写真も参考に。

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