きみの声をとどけたい

思春期の女子高生の戸惑いや悩みや苦しみ、友情と人との関わり方などを描いた「言霊」を中心とした人間模様。 2017年にアニメで映画化されたのだが、その脚本家が書き下ろしたノベライズ。 話は高校生なのでもちろんジャストエイジ…

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昭和元禄落語心中

昭和の落語の世界に生きる人々を描いた渋い漫画。 歌舞伎、能などと共に、脈々と受け継がれて入るものの大衆文化としては勢いが衰え始めているのは事実。 元々庶民の娯楽だったはずが、なんとなく敷居の高い高尚な趣味のようになってき…

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バクマン。

今更だけど、読んでみたらかなり面白かった! ピアノの森と同じくテーマや雰囲気で自分の好きな系統じゃないなと思って、話題になってるのは知っていたけど敢えてスルーしてました。 10代の若者二人が協力して売れっ子漫画家を目指す…

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ピアノの森

音楽エリートの家に生まれ、幼少よりピアノの英才教育を叩き込まれてきた転校生が、スラムのような街で育ち、裏手の森に捨てられたピアノをおもちゃとする自由奔放でやんちゃな少年と出会う。 しかし、その貧しい少年は天才的な才能を持…

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内なる辺境

安部公房の随筆3編。 「ミリタリィ・ルック」は、ファッションに象徴されるもの、特にドイツ軍服の持つ異色性について言及している。 現代の若者にとっては主義主張を表すよりも、なんとなくカッコイイ、個性的に見える程度のものかも…

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夢の逃亡

昭和20年頃の安部公房氏の初期短編作品集。 正直文体は硬めで、観念的な表現が多用されていて極端な比喩が多く、爛熟期に比べると読みにくいところはある。 主体=不明、立場=不明、対象=不明、時や空間の感覚=不明 というように…

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カオスの娘

アイヌのシャーマンをモチーフにした小説。 その意思を受け継ぐものとして、祖母の血を引いたナルコレプシーの少年が選ばれた。 島田さんって夢遊病的な題材を取り上げる作品が複数あるよね。。 小説の中では「眠り病」が強調されて、…

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