コロナの爆発的蔓延の状況下、仕事以外は休日も必要最小限しか外出できなくなったこの頃、主に水槽メンテと、3DCGいじりと、DVDかプライム映画鑑賞にかまけてます。
新Macの方は毎度入れ替えのたびにDMインストーラの履歴が吹っ飛ぶので、数千のアイテム再DLとライブラリの再振り分けがようやく終わった。(私の3DCGいじりの時間の60%はこのライブラリ編集に費やされてると思う、、、)
て、ことでやりかけだった落ち武者ヘアの続きも再開。このUV調整のところが非常に面倒なのがわかっていたので気力があるときじゃないと手を付けられなかったのだw
基本おなじみ「TexTools for Blender」が大活躍。
Blender2.8用はGitHubから
まず最初にチェッカーマップを割り当てて、視覚的に上下や反転を見やすくする。
オブジェクトモードで対象のオブジェクトを選択し、畳まれている「TexTools」タブを開き一番上でテクスチャサイズを決め、次に「Checker Map」をクリック。
ここはクリックするたびにチェッカーマップのスタイルが変わるので使いやすいものを。個人的には英数で色分けされたものが使いやすい。
編集モードで短冊のひとつづつをチェックしていく。
短冊一個一個選択するには編集画面で対象の付近にカーソルを持って行って「L」キー。
初期ではこういう感じでUVに小さく収まってるので、UVチェッカー上でもオブジェクトに表示される文字が見えない。
なのでUVをテクスチャのサイズに合わせるように引き延ばして文字の配列が見えるようにして、上下逆になっていたら回転させてきれいな四角面に整えていく。こうしないと自作テクスチャを作成した時に非常に面倒くさいことになる。
一番右のように、上下を合わせても左右が鏡のように反転してる場合もある。
面の向きが逆の場合は直さねばばらないのでチェックしてみる。
「ビューポートオーバーレイ>面の向きにチェック」で色で視覚的に表裏がわかるのが便利。
この場合面は表だが、UVのみ反転してるようだ。
とにかくよく使うキー
S(拡大)、S+X(横方向のみ拡大)S+Y(縦方向のみ拡大)
R(回転)
Ctrl+M+Y(Y軸で上下反転)もしくはUV上で右クリックし、ミラーでXかYに反転。
TexToolの中でもとくに[「Rectify」の四角に整形する機能は一度使うと手放せない。
「Crop」はテクスチャサイズに合わせてぴったり収まるサイズにしてくれる(左端にいっちゃうが)
もう一つの矢印のような「Crop」は全範囲に広がって収まるように配置される。
表から、裏面から、隙間までぐるぐる回転させて漏れがないかチェック。
「A」キーで全体のUV表示させてちっちゃいとこや歪んだUVがないかもチェック。
今回は、前髪、彩度、後ろ髪、頭皮と4パートに分けたので、それぞれUV設定していく
分けておくとマテリアルも変えられるので、本当は浮いた部分とか違う分類にしてもよかったのだけど、、、
とりあえずUVわけがきちんとできたところで、OBJとして書き出しDaz Studioにとりこんでテストしてみる。
ちょいと広がりすぎて河童感が強くなってしまったがw
あと細かいところはまたモデリングソフトで整えたりモーフを仕込んだりしていけばこないだのさらつるヘアよりは自然な感じになるかな。