今年も無事和風展に参加することができました。
あいかわらず最後までドタバタでしたが、これがあるから3DCGを続けてこられたところもある。
もちろん参加賞はモチベーションの要素でもあるが、このイベント自体が大好きなので、なくても参加する気満々であることは間違いない。
とはいえ毎回主催者と参加賞出品者におんぶにだっこで長年参加している身としては申し訳ないと思うところもある。
毎回でなくとも、できる時にできる範囲で参加賞に参加してみようかと投稿締め切り直後からちまちまと制作を始めてみた。今回間に合うかはわからんけど。
少しずつ服や髪の勉強もしているが、まだまだソフト自体超ビギナー段階なので、比較的自分が得意とするものは何かな?と考えるとやはりキャラ作成かなあ。
ということで、投稿締め切り直後からちまちま河童を作り始めてみた。(なぜそこ??)
まずはGenesis8Maleのデフォルトをそのまま「Send to Zbrush」でZbrushに送り込み、ポリグループのUVグループなどで色分けして、不要な部分を全部非表示にしておく。
この時同じポリグループメニューの中の「類似グループの結合」もオンにしておくと、目玉や爪や手足などバラバラに別れていたものが一緒になると最近気づいたw
そしてトランスフォームタブから「シンメトリ有効」にして、半身を変化させたら左右対称に作業がすすむようにしておく。
あとは必要に応じてマスクをかけながら、大胆にMoveブラシなどで形状変化させ、かなり弱めにしたスムースで整えていく。
影響範囲の設定が初期の頃はかなり難しく感じたが、慣れてくるとなんとも楽しい。
ちなみに1年以上前に液タブ買ったはずなのに、まだマウスでいじってる。。。(使い方覚えるまでの時間がもったいなくてw)
ある程度仕上がったら、ツールシェルフにある「Goz」でそのまままたDaz Studioに投げ返す。
モーフ作成用のウィンドウが出るので、モーフ名をつけ、どこのモーフ扱いとするか(この場合は頭専用モーフ)を決めてAccept
すると指定したパラメータのところにモーフが現れるので、100%にして適用。
このままだと今読み込んでる個体でしか使えないので、汎用にするにはモーフファイルを保存しておく。
File > Save as > Support Asset > Morph Asset(s)
とりあえず仮に邪鬼を作ったときのテクスチャを当ててみたが、ちょっといじればいけそうな予感。
体の方も八頭身だとなんともバランスが悪く不気味なので、4頭身ぐらいに。
モデリングソフトで無理やり変形させると目がつまって歪みやすくなるので、まずは拡大縮小のみでベースの大きさに変更する。
一度OBJで吐き出してモーフとして読み込んだらうまく機能しそうだ。
と、思ったが、やはりポーズをつけたら崩れた。
また1からやり直しなの?と泣きたくなったが、ここでまた素敵なお助け記事を発見。
そうか!ボーンがずれちゃってたんだ。なになに、それを簡単に修正できるツールがあるんですと?
シャキーーン!うおっ、ほんとに治ったよ。
「Edit >Figure>Rigging>Adjust Rigging to Shape」でちゃんとポーズに追従するようになりました。
これをまたZbrushに送り込んでちまちまいじっていく。
特に決まってはないようだが、人ではない妖怪なので、手足の数を調整したいと無理やり押し込んでみた。
一見うまくいったように見えたが、うっかり爪をはずして変形させたため、全表示したら悲惨なことに。。。
しかも部分的な細かい拡大縮小などがわからなかったので、強引にめりめり押し込んだため、モーフ変化時のがちゃつきがひどすぎたのでやり直し。
手持ちのモーフの動きなども観察して、こりゃBlenderでやった方がよさそうだと切り替えた。
Blender2.8の左右対象ミラーは、編集画面にしてから右上の方にあった。
消したい指をギリギリまで縮小してから押し込むと、綺麗におさまるようだ。
水かきみたいのや、爪などもごりごりいじってObjで吐き出した。
んが、Daz Studioにモーフとして読み込み完了し、いざ適用すると。。。
ぶおふ!!!
書き出し形式や読み込み形式がおかしいのかと、 まつ毛も削除してBlender以外にもMDやPoserやいろいろ試してやり直したが、なんどやっても爆発する。
以前利用した「mcjTeleBlender」アドオンもきかないし、これで吐き出したOBJも爆発した。
5、6回全部作り直してお手上げになってたところにお助け記事を発見!
Daz Studio側じゃなく、Blenderの読み込みと書き出し設定に問題があった!
てか、これ見るまで読み出し書き出しの細かい設定はBlenderにないと思っていたよ。
インポートエキスポートの画面とは全然違う左サイドバーの一番下に出てたよ(ーー;)
どうやらBlenderは頂点に関する設定にかなり気を使わないとならないらしい。
ちなみにうちの環境の場合、スケール1%で吐き出すと、Blenderで最大までズームしても指や爪など細かいところを修正するには小さすぎたので、10%で良い感じでした。