FaceGenProで顔いじり

写真を元にキャラクターを作成するツールというのは、さまざまなソフトウエアで結構以前から存在する。
いくつか使用したことがあったが、だいたいベースにテクスチャの位置を合わせて貼り付ける程度で形状変化は期待できなかった。

FaceGen Artist Proはその中でも評価が高く、かなり再現率が高いということだったのでこれは使えるかなと。

FaceGen Artist Pro

ただし、Windows専用でMac版はないのが残念
なので以前パーツを組み立てて自作したPCを久々に立ち上げ。

一番うれしいのはDazフィギュアの最新版Genesis 8まで対応してることだ。
Genesis 8 Female, Genesis 8 Male, Genesis 3 Female, Genesis 3 Male, Genesis 2 Female, Genesis 2 Male, Genesisのモーフが直接出力できる。

どうもイケメン、美女の顔をつくるのがへたなので、これは黄金比と言われている女優やタレント等のパーツ配置とかフェイスラインを模倣すれば間違いないはずだ!と。

でネットに散らばってるわたし好みの写真をちょいとお借りして、FaceGenで作成したフェイスモーフをGenesis8で読み込み、手持ちのテクスチャに差し替えてみた。

001.png
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004.png

ん?
んん~~~~~?

写真が悪いのか、選択ポイントがずれてるのか、やたら歪んで原型をとどめない誰にも似ない物体になってしまった。。

FaceGenのスクリプト上で完成したモデルは、3Dでくるくるいろんな角度から見ても結構似てるんですよ。
しかし、吐き出したモーフを適用してみると全然FaceGen上の状態と違う(--;)
これはGenesisフィギュアのジオメトリと、FaceGenのプレビューモデルのジオメトリの構造がかなり違っているのだろうか?

思ったより理想に近づけるのは難しいですね。あくまでプレビュー状態は完成度高いんですが!

とはいえ、ある程度やはりテクスチャでも印象は変わりますな。
左が手持ちのテクスチャで右側がFaceGenで吐き出されたテクスチャ。
右の方が一見きれいだし、実物に印象が近いように見えるが、実際テクスチャレベルで見ると荒が目立つ。(肖像権問題とかもあるだろうし)

004.png
004-2.png

さらにそこからもっちゃもっちゃとテクスチャも顔もいじりまくって、髪を合わせてみたらだいぶ見られるようになった気がする。やはり手直しは必須のようだ。
同じモデルでも髪型でまた印象変わるしね。

akane1.png
akane2.png

以上の点を踏まえて、慎重に作り始めてみる。
正面だけの写真だと、横から見たときに位置や凹凸がおかしくなりがち。
左右の写真がある方が立体的にはなるけれど、ポイントのしるし付けがシビアになる感じ。
左右どちらか1枚だと、写真がないほうが歪みがち。

ポイントになるところはこういう部分です。そこから間は補間するので完全一致というわけではない。

fga01.JPG

ポイントの設定が微妙にでもずれてたら「Back」ボタンでやりなおせるし、一度プレビューまで完成させてもやり直しはできるので、納得いくまでしっかりやった方が良いかも。

エキスポート前に、付属のモーフである程度手直しもできる。

fga02.JPG

ここまではかなり精巧。で、これを試しに同じモーフのままGenesis~Genesis8まで書き出して形状の違いを確認してみた。
それぞれの基本テクスチャに当てはめているので質感や色味には差がでる。

Genesis
Genesis2
Gen1.png
Gen2.png
Genesis3
Genesis8
Gen3.png
Gen8.png
[/su_column]

正面、右、左の写真自体は特に同じ時に撮影したものでなくとも大丈夫。
光と影の具合や色味の違い、反射などあっても、勝手に補正して一枚のテクスチャに仕上げてくれます。

肌の色味に合わせて自動的に顔以外のパーツも規定のもので合わせてくれるので、顔だけ白浮きする恐れもない。
人種、年齢、色味変更など各種編集ツールもあるのでそこからまた作りこんでいってもよし。

各フィギュアごとにちゃんとUVも合わせてくれます。
左がGenesis1,2で右がGenesis3,8。Genesis2まではV4とほぼ同じような構造だったんだね。

gen2.JPG
gen8.JPG

全体的にはどうも顔の中心部が引き伸ばされて間延びした感じになりがち。
特にGenesis8と3は比較的なめらかな方だけど、Genesis,Genesis2にいたっては、なんか顔の位置が前にずれてる感じで、眉の上の出方が異様に感じる。

dansa.png

なんどか試してみて少しずつコツをつかんできた。

1 頬骨は正面写真の顔の端ではなく、一番高くなる部分なのでやや内側よりに設定する。
2 目の縁は、瞼の端ではなく、白目の終わる部分を選択
3 目の中心は少し狂うとあらぬ方向を見た状態となるので、慎重に。
4 鼻、頬、顎のエッジは見極めが難しいのでトライ&エラーで位置を探るしかない。
5 唇は横の写真で色素のある部分ではなく形状で一番とんがった部分。上唇はやや上の方、下唇はやや下を選択すると安定しやすい。

頭部に対してフェイスの占める割合が大き目なのがちょいと難。そこを調整できるモーフもデフォルトで仕込んでおいて欲しかったな。

とりあえずいろんな顔で練習積むほど似てくると思う(多分)

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