ハロウィンコンテストに参加してみた

DAZ Studio

毎年10月頃になると行われているRenderosityのハロウィンコンテスト。
例年ばたばたしててつい見逃してしまうのだが、何年振りかに応募してみようと思った。

Generation Horror Wars 3D Contest

Generation Horror Wars 3D Contest

基本的にはホラー系なのである意味私の得意とする分野でもある(笑)
ただ、、、テーマがあったことに気付いたのは投稿するときであった(汗)昔そんなんあったっけ?
今年は戦いがテーマだったらしい。異種族の戦争とかそんな感じの説明がついていたのだが。。。

うっかりだったが、一応戦場を描いたものだからぎりぎりセーフだよねっ!?だよねっ!?

と、自分に言い聞かせてぽちった。
だって、今回は早めに気付いて1か月くらいかけて製作したんだもん(;;)せめて出したいじゃないか。

予想より参加者の出足が悪かったせいか、なんか概要チェックするたびにどんどん締切日が伸びていった怪奇現象ww


さて、製作の流れですが、イメージで「戦場の跡」というのが降りてきて、最初は日本の鎧兜で鎌倉~安土桃山の雰囲気だったので、実際に手持ちのHisayanさんやsugatakさんのでやろうとしたがインスタンス使うにしてもパーツが多いためどえらく重くなるなと(--;)

次にじゃあ西洋風で軽そうなのあったぞとPredatronさんのLoREZ Skeleton Bundleの骨と鎧セットを使ってみた。
LoREZ Skeleton Bundle

もともと「戦う骨」系なので、戦場に散らばった感じにするポーズをどうしようかあれこれいじってるうちに、Renderosityでさらに意図に沿ったスケルトンを見つけた。

CybertenkoさんのInstant Skeletons: Warriors
Instant Skeletons: Warriors

これの何が良いって崩れ落ちたようなDEFEATEDモーフとばらばらに砕けるようなBLASTEDモーフというのが組み込まれてるのです!さらに鎧などローポリそうだし。
マテリアル関係はIrayシェーダーで置き換えるので古いアイテムでもリアルでなくとも問題ない。

背景やスカイドームもいくつか試してみたんだけど、結果Terradome3で落ち着きました。
空は嵐のような薄暗い空にしたかったのでOrestes Iray HDRI Skydomes Vol 2を選択。

TerraDome 3 Iray
Pro-Morphs-Vol1 For TerraDome 3
Orestes Iray HDRI Skydomes Vol 2 – Dreadful Clouds

ライティングはHDRIにプラスして、ジェルライトで雰囲気を出そうと。
なかなか思うような効果にならなくて、少しずつ変えた画像を作成してレンダリング結果を見て修正を繰り返して大量のファイルにw

[peg-image src=”https://lh3.googleusercontent.com/-L8nsAhd4nSg/Wd868kPpQ8I/AAAAAAAA2Xk/uU-nfmExzHo4vDf0u4ncG4bccR75npkJgCCoYBhgL/s144-o/geltex.jpg” href=”https://picasaweb.google.com/109425650485415836391/5857459524599493073?authkey=Gv1sRgCOaQw7u2nMft1wE#6475959601377919938″ caption=”ハロウィンコンテストに参加してみた1″ type=”image” alt=”geltex.jpg” image_size=”1000×1133″ ] [peg-image src=”https://lh3.googleusercontent.com/-fdd3g3EbsY4/Wd868hX-cKI/AAAAAAAA2Xk/t4UKN1pTKvcKHl3BXk65Fc8Gd08nfVLuwCCoYBhgL/s144-o/1-gellight.jpg” href=”https://picasaweb.google.com/109425650485415836391/5857459524599493073?authkey=Gv1sRgCOaQw7u2nMft1wE#6475959600607555746″ caption=”ハロウィンコンテストに参加してみた2″ type=”image” alt=”1-gellight.jpg” image_size=”1000×1155″ ]

でも何か物足りない気がして、Epic Props: Godrays & Volumetric Light for Irayに切り替えて調整し直し。

[peg-image src=”https://lh3.googleusercontent.com/-7eDrLknimdI/Wd868rPzcJI/AAAAAAAA2Xk/tu-jNZ0CeY4ueSi1zSLmAuRE5UeSDYw9QCCoYBhgL/s144-o/3-spot.jpg” href=”https://picasaweb.google.com/109425650485415836391/5857459524599493073?authkey=Gv1sRgCOaQw7u2nMft1wE#6475959603257634962″ caption=”ハロウィンコンテストに参加してみた3″ type=”image” alt=”3-spot.jpg” image_size=”1000×769″ ]

背景も砂漠にしたり岩石の荒野にしたりマテリアルを変えていたが、最終的に溶岩の溢れる地獄絵図にしました。本来terradome3の「水面」マテリアルであったのをコピーして大地の方に適用してパラメーターを調整しなおしました。

鎧を着た骸骨兵だけで大地を埋めるには不可が高すぎるので、Orestes GraphicsさんのMore of Them Bones(with Them Bones)をインスタンスでばらまいてボリューム感を出す。

[peg-image src=”https://lh3.googleusercontent.com/-DZ0tLgTAuRs/Wd868q0GqDI/AAAAAAAA2Xk/JPEimoh2eVopIOmkEzBCtsrpK9i-U_XPQCCoYBhgL/s144-o/4-magma.jpg” href=”https://picasaweb.google.com/109425650485415836391/5857459524599493073?authkey=Gv1sRgCOaQw7u2nMft1wE#6475959603141453874″ caption=”ハロウィンコンテストに参加してみた4″ type=”image” alt=”4-magma.jpg” image_size=”1000×770″ ]
Epic Props: Godrays & Volumetric Light for Iray
TerraShades - VOL2 - Fire & Ice
More of Them Bones

でもそれだけだと画面にメリハリがなくてのっぺりしてしまうな~~。
というところで所持品をごそごそ漁って出てきたのが昔Mortem VetusさんがRDNAに出してたAngel Of Deathという死神っぽいStatue。ちょうど左右ペアだったのでバランスが良い。

さらにまがまがしさを出すためにカラスの大群を頭上に飛び回らせることにした。
使ったのは最近購入したDzFireさんのThe Flock Gulls and Crows

[peg-image src=”https://lh3.googleusercontent.com/-dBM2JABVZuQ/Wd868j-h0DI/AAAAAAAA2Xk/Ja1AtzVVKuc54i3XtwMNgJB74qLd7uhCQCCoYBhgL/s144-o/2-hdl.jpg” href=”https://picasaweb.google.com/109425650485415836391/5857459524599493073?authkey=Gv1sRgCOaQw7u2nMft1wE#6475959601306128434″ caption=”ハロウィンコンテストに参加してみた5″ type=”image” alt=”2-hdl.jpg” image_size=”1000×385″ ]

また、いまいちHDRLの雰囲気がぼやっとしてしまうので、思い切ってKindredArtsさんのIray HDRI Spaceという宇宙の巨大な惑星に変更。非現実的だが引き締まった気がする。

[peg-image src=”https://lh3.googleusercontent.com/-wjsFFTts7gs/Wd868kCt10I/AAAAAAAA2Xk/RAt4qGOsgJUmZf6K0jbqBWcBsYIgfSK_QCCoYBhgL/s144-o/5-planet.jpg” href=”https://picasaweb.google.com/109425650485415836391/5857459524599493073?authkey=Gv1sRgCOaQw7u2nMft1wE#6475959601323693890″ caption=”ハロウィンコンテストに参加してみた6″ type=”image” alt=”5-planet.jpg” image_size=”1000×769″ ]

The Flock Gulls and Crows
Iray HDRI Space

最終的にはまあこんな感じで。(3DCG Galleryの方にもアップしてあります)

[peg-image src=”https://lh3.googleusercontent.com/-Wi6oxwYJN6s/Wd868saMJEI/AAAAAAAA2Xk/VGTaJKiWesMkCdsxeiBHvbr8mImAXo_6ACCoYBhgL/s144-o/6-1day%2Bfinal.jpg” href=”https://picasaweb.google.com/109425650485415836391/5857459524599493073?authkey=Gv1sRgCOaQw7u2nMft1wE#6475959603569632322″ caption=”ハロウィンコンテストに参加してみた7″ type=”image” alt=”6-1day final.jpg” image_size=”1000×769″ ]

結局やはりまったく選考外でしたが参加することに意義がある!!。。。自分のモチベのためにもね(^^;)
とっくに結果もでてるのでそろそろ公開しちゃっても問題ないだろう。

Entry #54

以前出したのがもう何年前かわからない(多分3DCGはじめてまだ最初の頃)ので思い違いかもしれないが、匿名性に対する規制が強くなってる気がする。
もちろん他のとこやギャラリーなどのネット上で発表した作品を除外するのは当然だが、投稿時も無記名、作品や説明に誰だかわかるサインや記述も不可、メールなどで自分の投稿を教えて投票を促すような行為も失格対象。

。。。。過去そういう馴れ合い的な入賞があったんだろうなと思わせる徹底ぶりであった。
まあ投稿するときにログインするので、そのアカウント情報で運営側は判別できるのだろう。

内容を手動でチェックしてからエントリーにアップしてるようで、自分が投稿した時間から掲載されるまでに時間差がありました。
私の場合夜遅くに投稿したものが「アップロード成功」を確認し、掲載されたお知らせがきたのは翌朝でした。日本と時差もあるから焦ってはいけない。いや、和風展のようにぎりぎりだったら何か失敗したかと焦ってたかも。

とにかくそんなわけなので、投票終了して受賞者が決定するまで製作過程も投稿したことも他言しないように気をつけました。
見る人によっては、あ、これなんとなく私の作風っぽいとわかっちゃうかもしれませんが(笑)

ちなみに入賞商品がどういうものかチェックしてみました。


Marmoset Toolbag 3($ 189)- リアルタイムヴィジュアライズソフトウエア。3DCGモデルを取り込んでマテリアルやシェーダーを貼り付けて、ライティングやアニメーションなど即座に確認できるらしい。しかもかなり綺麗なのでレンダリング画像としても利用できそう。

Filter Forge 6 Professional ($399)- Photoshopのアドオン的存在で1万以上のフィルターやテクスチャが取り込める

Poser Pro 11($349.99) – 言わずもがな日本人にはShadeと並んで利用者が多い3DCGソフトウエアの代表。モデリング以外のたいていのことはできる総合系

Blacksmith3D Pro($229.95) – 私もすでに愛用してますが、モーフ作成、3Dペイント、テクスチャコンバートなどができる

AutoFX Software Product Line Bundle($599.99) – Photoshop CSプラグイン各種効果詰め合わせ


などなど高額ソフトウェアやその他各種副賞などかなり魅力的なのですよ。がんばるだけの価値があると思いませんか?(笑)
結構良いスポンサーがついてるので、できればあとはワコムさんが最新型のタブレット出してくれるとうれしいのだが電化製品はやはり国ごとの違いがあるから難しいのか(--;)

懲りずにまた機会があれば応募してみよう。ただちゃんと応募要項は確認するようにwww

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