結構おもしろかったので、もしかしたら投稿後も折をみては作成をするかもしれない。
とりあえずレンダリングと舞台設定が結構めんどくさくなりそうなんで、妖怪作りはここでいったんストップしようと思う。後は実際に並べてみて、足りなかったら埋めよう。
数作ったので、マテリアル設定やらライトやらDCシュミレーションやらライトやらいろいろと勉強にはなった。とにかく経験を積んで覚えていくのが一番だろう。
No8 河童(かっぱ・がわっぱ・かわたろう等)
日本の全国各地に幅広く伝説が残る馴染みの深い妖怪。
川や沼地に生息し、亀のような甲羅と頭に皿をもち、唇は鳥のようにとがっている。この皿が乾いたり割れたりすると死んだり衰弱するという。
長崎の方にやたら数多くの伝説がある。きゅうりが好物らしい。
力が非常に強く、馬や人間を水に引き込んで尻から手を突っ込み「尻子玉」を抜く。抜かれた人間は腑抜けになるそうな。
なおこの尻子玉は想像上の臓器の模様。
子供ぐらいの背丈とか集団で生活していて大人から子供までいるとかさまざまだが、河童のミイラと言われるものがあったり、近世まで目撃談が多かったりして、実際は何か爬虫類系の生物ではないかとか少数民族ではなかったかなどともいわれる。
フィギュア:David
甲羅/皿:自作
髪:DAZ Morning Hair
No9 がしゃどくろ
戦死者や行き倒れになって埋葬されなかった霊が凝り固まって巨大な骸骨になったもの。
夜中に墓場や野原をさまよい歩き、生きている人間を襲うとされる。
が、実は近世に登場したもので、歌川国芳の浮世絵や「日本霊異記」の話などが混同されて創作されたもののようだ。
フィギュア:Skelton P4
鎧:大鎧forM3(by hisayanさん)
No10 犬神(いぬがみ)
主に四国一帯。
平安時代には記録が残っているほど古い。蠱術で飢餓状態にした犬の首を落として呪詛に使用したり、またこれを灰にして祀ることにより自らに憑かせた。
祀ることにより犬神に憑かれると願望が成就し、その家は繁栄すると言われるが、呪術を行った当人だけではなく代々子孫の血筋にまで伝わる。
しかし、繁栄と結びつくとはいえ日本には古代より「ケガレ」思想もあるためか、この家系との婚姻は忌まれた傾向もあり、四国地方では婚姻前に血筋を調べ、犬神の有無を確認されることもあったらしい。
フィギュア:DAZ Millenium Dog LE
狩衣:Hisayanさん
No11 青行燈(あおあんどん)
百物語の会を開いて、最後の百話目を語り終えると出てくるといわれている。
百物語とは、大勢の人が集まって100の怪談話を語る集まり。行灯に青い紙を張ったものを百灯し、1話語り終えるごとに吹き消していき、やがて最後の話が終わって闇となる時に怪異が起こると言い伝えられている。
長い黒髪と角を持ち、白い着物を着た鬼女だと言われる。
フィギュア:Victoria3 RR
襦袢:hisayanさん
行灯:honeyさん
髪:Kyoko Hair MK-2(by Kozaburoさん)