PS:テクスチャの互換性

テクスチャとは洋服や顔、体、小物などの表面に色柄を貼りつけて、それっぽく見せるjpgなどの画像ファイルです。

テクスチャを変えるだけで見栄えはがらりと変わって別のものにも見えるというPoserの中では非常に重要なものといえるでしょう。

今回は人体フィギュアに絞ったテクスチャについて、知っておくと便利なことを紹介します。

基本的にフィギュアごとに専用のテクスチャとして販売、配布されていますが実は他のフィギュアに使い回せるものもあるんです。

代表的なものがDAZで販売されている、第三世代の「Unimesh」と呼ばれるグループのフィギュア。
もともとVictoriaをベースにしているようなので、各部位の割り当て方が非常に似たものは同じテクスチャである程度使い回せ、MATポーズをそのまま当てはめたりできることも。

初期Vicky系(DAZ)

Victoria 1及び2、Michel1及び2、Millennium Girls、Millennium Boys

Unimesh世代(DAZ)

Victoria 3、Michel3、Stephanie Petit、Aiko3、Hiro3、David、Mileniumkids-Youngteens(ミレガではないLaura,Luke)、The Freak
MayaDoll V3 UV(by Studio Mayaさん)
Mileniumkids-Preschoollers(少々手直し必要。口元やシーム付近がずれる)
MileniumBaby3(少々手直し必要。口元やシーム付近がずれる)

G2男性シリーズ(Smith Micro)

男性ばかりですがこれらは衣服や髪型やモーフまでも共有できます。
G2 Koji,G2 James,G2 Kelvin


残念ながら、DAZフィギュアも第四世代になってからは、かなり大きくテクスチャのずれが生じるようになってしまったので、そのまま使い回すのは難しくなりました。

  • 別フィギュアに適用して、ずれが目立つのは、だいたい唇とへそ、Nipple、テクスチャ周辺部のシーム。(特に首や肩付近)
  • ずれてシームの線がでてしまった場合は(特にMil.Babyなど子供体型)、基本的に体のラインをひとまわり大きくしてやればよい。具体的にはペイント系ソフトで体のふちの色をスポイトやスタンプでとって、太くはみだす感じに塗れば頭や首や肩などの線が消える。
  • 大人体型のものは、男女入れ替えて使うと当然Nipple周辺に修正が必要。乳首の位置がずれたり、女性の胸部分が白っぽくなったりしているのでその辺は裸になるなら修正が必要。
  • パーツの位置合わせには、各ベースフィギュアのResourcesのところや、RenderocityのFree StuffなどでDLできる「Texture Template」を利用するとよい。(見つからないものもあります)
  • A3,H3はSkinleg(脚部分)のマテリアル分けが他のUnimeshと少し違うので、MATPoseで適用する場合には手動でマテリアル設定するかMAT poseを書き換える必要がある。

モーフで大きく変形すると、パーツによっては「ずれ」がでてくることもあります。特にキャラクターセットとして販売配布しているキャラクターのテクスチャは、元のキャラクターを念頭に置いて作成されているので、顔を変えるとイメージとあわないこともあります。

ちなみにUnimesh間でモーフも互換性があるものもあります。こちらはテクスチャより区分けがややこしくなりますが、Forum3Dの「ユニメッシュの互換性」という過去スレッドで情報交換が行われております。

また、気に入ったテクスチャをいろいろな違うフィギュア用にコンバートする「Texture Convertor 2」なんていうツールもあります。

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