さて、第10回和風展も盛況のうち無事に幕を閉じました。
10回ということは、もう10年は続いているということ。私が参加したのは第二回からなんだけど、第一回の頃はまだよくわかっていなかったので実質いじりはじめて10年は経ってるはず(ーー;)
その割にたいして進歩していないな〜と過去の作品と比べてみても反省。サムネみただけですぐに私の作品だとわかると言われるが、そりゃ作風もほとんど変わってね〜〜〜〜w
ここのところ1作出すのも汲々だったが今年はなんとか2作押し込みました。
え? 今までブログで製作過程を描いてきたのないやん!!
そう。結局どうしても間に合わないことに気づき、急遽セールで入手した、sugatakさんの「Odenya Tokyo 1954」の屋台をみて即座に閃いた情景に切り替え。
イメージが明確だったせいもあり、ほぼキャラの表情作りとライティングだけに時間を裂いて短期間で完成。
Irayレンダリングの作業についてはT2さん、maiyaさんにもアドヴァイスをいただき、勉強になりました。ありがとうございますm(_ _)m(←暗いと時間かかるから明るいライティングで。。と言われたのは破ってますが、全体的には1作に比べてめちゃレンダ時間短くなりました)
結局完成してないし、発表もしてないけど、あれからも結構あがいたので一応前回の続きから挫折までの経過を。。。。w
袴は結局3回作り直し、中心線を確保して完全左右対称にするために「四角」から作ってみた。
左右対称で真ん中から半分で切り込み入れたとこから伸ばして、最後またをつなぐ手法。途中カクカクだけど、あとで滑らかにしていくの。
何回も繰り返すと慣れてきて形状作成はどんどん速くなる。ちょっと位置に不満があったので、結ぶ位置をもっと高く膝下あたりに設定。
テクスチャ分けや動きの不適合もあるので紐は一旦別パーツとして保存。
このままだとのっぺりなので、Zbrushに取り込んで、シワをつけていく。自然なシワの動きってなかなか慣れないと難しいものだ。シワ加工だけで7−8回はやり直している。
上着の方はPoserに取り込んでDC化しようとしました。
で、DC画面でいろいろグループを振り分けたり、シュミレーションの数値をあれこれ変えたりしてみたんですが。。。
まあ干渉しまくってメタメタになることなることww
しまいには、一旦作り上げて保存したポーズを呼び出して適用したら、関節付近の何かが狂ったんだろうね。再現不能状態に。。。。
お手上げ状態だが、まあ何枚も重なった状態でシュミレーションしようとしたのがそもそもだめだったんじゃないの?
と、作業を戻して、上着と下着を切り離して、別々にシュミレーションしていくことにした。
下着をシュミレーションした上に、上着を重ねて衝突対象に含め、同じシュミレーションを繰り返す。それでもいろいろ衝突してくれるので、結構大変。
HoneyさんやhisayanさんなどDC職人の偉大さがわかる時。
まあ、あるていどがちゃついても、Hexagonに持ち込んでスムースかけていけば見れるようになるさっ!
と、思ったら、がちゃつき直したらのっぺりしすぎてしまった(ーー;)あんまDCらしさがないよ。
DC化の四苦八苦で疲れてきたので、次にフィギュア化する道を探る。Genesisの服のフィギュア化自体は非常に簡単だ。ただ、その後の調整が結構面倒くさそう。
シンプルなポーズをとらせても思いもかけないところが伸びちゃったり。。。。
長さがあるのでドレスとして認識させたら裾の処理が。。。。Propとして後付けした袴の紐もふっとんでるし。泣きたいのはこっちの方である。
こうして服と格闘してる間に月末が迫り、それが終わっても1/3にも満たない状況なので、すっぱりあきらめた次第でございます。
来年までには完成させたいと思ってるけど、多分またほとんど作り直しになる予定なので、ちょっとしばらくはこいつから離れたい気分です(^^;)