Strand Hairでもふもふする

DAZ Studio

動物モデルが好きなのでつい集めてしまう。とくにもふもふした毛の生えたモデルが好きで、9MBiさんやAMさんのモデルは数多く所持している。

こうしたモデルはほぼ毛がLAMHかファイバーメッシュで出来ているため非常に重い。
特にどうも私はLAMHと相性が悪いようで、MacでもWinでもよく強制終了やファイル破損で作業が続けなくなることが多発。
最初はまあPCスペックの問題だろうと思ったが、今回Macを買い替えてグラボはNvidiaではないがそこそこ精度の高いものにして、元のコアやメモリも個人の趣味にしてはかなりハイグレード(16コア192 GB)にしたのだが、やはり落ちる時は落ちるしファイルも開けなくなる(苦笑)

いっそ全部最近できたdForceのFurとやらに対応してくれたら買いますが、やはり古いモデルは対応してくれないんだろうなあ。。。
自分で手作業でdForce Furを生やす方法はあるのかForumなど調べたら、どうやらdForce形式のFurはPA(契約販売員)だけが使える特権らいいことが判明。o(T^T)o クゥー!

その代わり、使ったことなかったけどStrand HairならDaz Studioですでに導入されてるよとのことだったので試してみた。
AMさんの赤いきつね。奥がLAMHモデルで手前がベースのみの状態。もふもふないとやはり貧弱w

今回この手前の素モデルに毛を生やしてみる。フィギュアを選択した状態で上部メニューから
Create > New Strand-Based Hair….

すると正面を向いた状態でモデルが読み込まれた新しい専用ウィンドウが開く。

上部のタブは「Setup」で右側には各パーツのチェックボックスがある。
この中から毛を生やしたい箇所にチェックを入れる。目玉とか歯とか生えてたらキモイところにはチェックを入れない。
チェックしたところは色が変わるので確認を。今回はBodyのみにチェックしてある。

上部のタブを「Paint」に切り替える。
するとウェイトブラシのように毛を生やしたいところをブラシで塗れる。
ValueやOpacityで塗る濃さを変えたら毛の長さとか変わるのかな?と思ったが、私がやってみた限りではそうはならなかった(--;)

このペイント画面の右下の方にSymmetryを設定できるところがあるので、左右対称にしたい場合はUかVの方向にしておくと片側を塗ったら反対にも反映される。この場合はUだった。

「Distribute」タブではブラシで塗った範囲が目視できる。

それと共に右パネルの一番下の「Show Hair Color」にチェックを入れると設定した色の状態が確認できる。
まあこの辺はDaz Studioでシェーダーの項目でいじれそうだが。

実際の毛流れや長さなどの微調整は「Style」タブで行う。
他ソフトのヘアツールと似たような造りで、櫛でとかしたり鋏でカットしたり、主に右上のアイコングループでセットしていく。
アイコンの一番下の列は全体の毛流れを一気に変えることができる。この辺は適当にいじってみればどういう働きかわかるだろう。

ツールの基本的な使い方は、アイコンをクリックした後モデルの調整したいところをマウスでドラッグしていく感じ。
顔回りは特に目や鼻先耳などは毛を短めにカット。でないと埋もれるw

タブの一番右の「Tweak」ではスタイルで形作った毛流れが確認でき、さらに右側のスライダーで毛束の調整やランダムな感じにできる。

とりあえずだいたい形ができたら一番下の「Accept」ボタンをクリックすると、Daz Studioに結果が送られる。

Irayレンダ凛b愚にも対応しているのがうれしい。
元のLAMHモデルの毛と比較して毛流れや位置がどうか見てみた。

ちょっと毛並みが整いすぎているようだ。
手直ししたいな~という時には
Edit > Object > Edit Strand-Based Hair…
からまた編集ウィンドウに入れる。(一部「Tweak」タブなどは反映しなかったが)この時のバグらしく後日他のフィギュアで試したら全部のタブが使えました。

このまま通常のIrayレンダリングでStrand-Based Hairは表示されたがLAMHモデルは逆に毛がレンダされないことを確認したので(LAMH 2 Iray CatalyzerでないとIray表示されない)
今度は逆にLAMH 2 Iray Catalyzerで違いを確認しようとした。

アップデートかなんかでLAMH 2 Iray Catalyzerのシリアルナンバーが抜けた状態になっていたので、入れなおして再起動したら。。。

だから嫌なんだよ(--;)また二度と開けないファイルになっちゃいましたぜ。
多分LAMHモデルと一緒にシーン保存しちゃったせいだと思われるが。

とりあえず手動でもふもふにすることはできることは分かった。
けど手持ちのモデル全部にこういう作業するのはかなりしんどいなあ。
AMさんはまだ在籍してるので、もしかしたら過去モデルも少しずつdForceHairを作ってくれるものもあるかもしれない。
とりあえず時間と気分に余裕があるときに、古い9MBiさんやSmithmicroのモデルを手直ししていきますか。

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