ボヘミアン・ラプソディ

Biographical
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劇場公開時に見逃してしまったが、特にDVDを購入するほどファンだった訳でもなくて、知ってる曲も有名な数曲ぐらい。
でも物凄いセンセーションを巻き起こしたから気になるぅ。
と、思ってたところにプライムで期間限定割引になっていたので見てみた。

こういう伝記的なものは、兎に角下積み時代に苦労をして、デビュー出来るまでの紆余曲折が酷く、挫折や妥協と戦いながらぶつかりまくって栄光を勝ち取る、、、

と、いうストーリーになるもんだが、まさかのトントン拍子の展開で、ただの大学生アマチュアが運良く偶然見初められて一気にデビュー。
コンプレックスと傲慢さが背中合わせのまま、その後も軽く駆け足で栄光の架橋を登ってトップスターに祭り上げられていったように見える?
これじゃ全然おもしろみないやん。

と、思っていたところに、トップにかけ登った後に試練は待ち構えていた!
まあ多分本当はもっといろいろあったんでしょうが。。。

ファンならばフレーズやリズムが流れた途端に、すぐにどの楽曲の制作秘話かピンときてわくわくするのでしょう。

でも、よく知らなくても充分楽しめました。
逆に「あ、こんな良い曲もあったのか」と。

名声や金銭面は充分になっても、孤独感に苛まれて心を開ける人間が傍におらず、表面的なから騒ぎの輩は吸い寄せられくるのでいよいよ空虚さが増すジレンマは人間らしい。

それも自分が奢って心を閉ざしていたせいもあるわけだけど、、、見えなくなる時ってあるもんだね。

もちろんフレディのカリスマ性も凄かったんだろうけど、他のメンバーもそれぞれが天才的で自由なな発想力を持っていたすごい人たち。
音楽の革命者たち。
さらにどれだけ我儘やりたい放題でも、彼らを理解してフォローしてくれるサポートし続けてくれた人々の存在が大きい。

クイーンというバンドや、音楽業界の裏、フレディの人生などを描いているんだけど、ストーリー的にはストレートなわかりやすいヒューマンドラマになっているので、共感もしやすいんだと思う。

とはいえ、やはり一番の見せ場は最後のライブエイドのステージだよなあ。

Bitly
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