長野- 諏訪「高浜温泉旅館」

※追記:残念ながら休業してしまい、結構広かった跡地には「高浜健康温泉センター」ができたそうです。もう一度行きたかった。。。

たまたま友人たちと訪れてから、すっかりお気に入りとなってしまった旅館!
これは好き嫌いがはっきり別れるとは思うが、何がいいってまずこの建物自体にたまらない愛着が湧く。

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今自分が何階にいるのかさえわからなくなる不思議な感覚。さらに今では骨董品とも言える小物が館内のあちこちにちらばっており、宝探しの様相さえ見せる。

あちこちに開かずの間があったり、どうしてそこにあるのかわからないところに扉や階段があったりして、冒険心をそそってやまないのだ。

探検隊気分で楽しめる貴重な旅館はこの諏訪温泉においても天然記念物的異色な存在である。(決して貶てるわけじゃなくて本当に大好きな温泉です。)

かなり古い建物に、後からどんどん増築したのであろうが、まったく統一感というものが欠けているのだ。まさに「無理矢理くっつけちゃいました!」って感じ。おかげで館内はまるで迷路のようで、はじめて訪れたひとは迷子になってしまいそう。

まわりの壁はすべてピンク色。第一印象
違う意味のホテルかと思った・・・
入り口には手書きのポスターのような看板が・・・なんとなく、公民館とか役場を思わせる入り口です。

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以前訪れた時は手動式となっていた自動ドアがちゃんと直っていました。

ちなみに真横がゲートボールかパターゴルフみたいな競技場になっていて、早朝から地域のご年輩の方が大集合してきます。朝はボールのぶつかる音で目覚める。

玄関入ってすぐのところには「使い捨てひげそり」の自販機があります。懐かしい形ですねぇ。

コインを投入してレバーをがしゃんこと下げると下に落ちてくるという仕組み。つい立ち止まってしまいます。ちなみにお値段はひとつ「20円」。や・・安い。
意味もなくコインを投入してみたくなっちゃいました。これなら忘れても財布に気兼ねなく買えますね!

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そして懐かしい自販機。私の子供の頃はよく見かけました。

冷蔵庫型の自販機で、コーラのビンがはいっており、右下に栓抜きがついています。お金を入れると冷蔵庫のカギがあけられるしくみになっていて、一本抜くとロックがかかります。

小型のだと今でもホテルの冷蔵庫とかに応用されてるけど、大型の見るのは久しぶりでした。

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次の写真は浴場のちょっと先にある非常口です。

入り口からは階段を登って2階に位置するのですが、このドアの向こうはすぐ地上となるんです。何故かというと、この旅館が坂にたってるからなんです。階の感覚が狂いますって。

それだけなら別に変ではないんですが、下を良く見て下さい。なんとドアが床より低い位置に設置されているんですよ!!。下の部分がめりこんでます。この段差は何?

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そして廊下。これは実際にここに立ってみないと感覚はつかめないかもしれない。
高さの違う棟と棟をつないでいるためこの廊下は坂になってます。なのに・・・・

窓は水平についてるんですよ!!おかげで平衡感覚の狂う廊下となってます。たってるとふらふらとめまいがしてきちゃいます。

これと同じ造りの建物を見たことがあります。それはずばり!!「忍者屋敷」。酔っぱらってこの廊下を通るとまともに歩けないかもしれないので注意してね。

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そしてかなり大きな鏡が廊下のあちらこちらに配置されている。窓よりもでかいぞ。
昼間は別に気にもならないけど、夜中にこの前を通過するのはちょっと抵抗があるな・・・・

無視するにできない大きさなんですよ。しかも、部屋によっては浴場に行くためには必ず通らなければならないとこに設置されている。かなり古い旅館だけに、夜一人で歩く勇気がでないのは私だけ??

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ちゅうもーーく!
これは一般的に見たことある人いるのか??なんと!「エコー」しか置いていないタバコの自販機です。

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つい家に持って帰りたくなってしまったくらいにかわいい。ポストみたいな赤もチャームポイント。
だいたいエコー自体あまり販売してるのみかけないぞ!かなりのマニアックさに脱帽。

そして、ありました卓球場。温泉といえば、これでしょう。
食堂の先の一番奥まったところにあって、この卓球場を発見できる宿泊者はどのくらいいるのだろう?

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いくつもの角をうねうねと曲がり、「本当にあるのかいっっ!?」と思う頃到着します。
夜はそちらへ向かう廊下の電気がまったくついていないこともあるので、自分で点灯しながら進みます。

ちなみにラケットのラバーはほとんど剥がれ落ちていて、巨大しゃもじと化しているので、実際に使用できるのはひと組くらいです。まぁそんなことは気にせずに、思いっきり汗を流しましょう。

ただし注意点が一つ。入口側の人はミスをすると大変です。
入り口にはドアがなく、数段の階段の下の廊下は「坂」になっているのでへたをすればかなり遠くまで廊下をボール拾いに走るはめになります(笑)。

建物自体は古いけど、お部屋は手入れが行き届いて清潔な感じです。
純和風で床の間もあり、部屋ごとに粋な飾り付けをしてあります。とてもピンクの外壁からは想像できない落ち着いたたたずまいです。

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窓辺からは目の前に広がる諏訪湖が見渡せます。高台にあるのでビューポイントとしてはベストでしょう。

部屋にはトイレと洗面所も完備。居間とは別に窓辺にはソファーセット。部屋によってはもう一室ついていて広々です。サービスも行き届いていて布団の上げ下ろしもおまかせです。(テレビは懐かしのガチャガチャ式だし・・・)

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食事は原則として部屋だしなので、落ち着いて食べられます。

料理は心のこもった郷土料理で、鯉のあらいに鯉の刺身。わかさぎのフライや鮎の塩焼きなどこの地ならではの新鮮な食材です。これだけでも十分すぎるほどですが、他に特別料理も用意してますので、グルメな方も満足できるでしょう。

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んでもって名前の通りここは温泉旅館ですっ! (忘れかけていますが。。。)

入り口は中2階とでもいうべきところにあるので、少し階段を下って1階に脱衣所と風呂場があります。入り口の暖簾はさりげなくオリジナルのようです。

ちなみに階段を降りたところの脱衣場の壁はピンクで一面に塗られていて、なんか変な気分になります。
扉のすぐ頭上には温泉の効能や説明が、これでもか!!と言わんばかりにずらずらと書いてあります。

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板に達筆な墨字で書いてあるのが湯治場の雰囲気を伝えている。その向いにある壊れたマッサージ機によりかかって風呂上がりに端から丁寧に読んでいくのもいいでしょうが、湯冷めしても責任はもてません。

源泉     40℃(旧源湯)、48.5℃(新源湯)
泉質     弱アルカリ食塩泉
効能     貧血、神経炎、リウマチ性疾患、便秘、創傷、慢性皮膚炎、胃腸病など
湯量     湯量は豊富で湧きだしっぱなし。

内風呂はなんとも幻想的です。
お風呂はタイル作りですが、ふちに錆びのようなものがびっしりついてたりします。うっかり腰掛けたらしっかり赤茶のラインがお尻についてしまいました。(笑)

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壁の一面だけ強引に岩を張り付けてあって雰囲気は岩風呂?屋根は半透明のプラスチックのトタンのようなもので、昼間は光が差し込みますが、なんか現場小屋みたい。

また、風呂わきには造花が何故か土をしきつめたプランターに植えられていて(しかもハイビスカスだったりして・・・)血迷った人が水をあげたらしく土がしっかり湿っていて苔が生えていたりもします。しもちろんシャワーはありません。

露天がこれまた笑える。
写真を見て、「内風呂と露天風呂が逆じゃないのか?」と言った人がいます。

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内風呂からのドア(写真奥)と脱衣所から本当に普通のドアがあって、どちらからも行かれます。
そして一歩外にでると周りは「緑」に塗られた板塀で囲まれていて、その先に見える本館のピンク色の壁と微妙なハーモニーを生み出しています。

浴槽は縦長で伸び伸びと手足をのばせて、見上げると頭上には無数の星がきらめいて別世界です。この露天風呂の板塀にもさらに外へ通じる扉があって気になります。

ちなみに夜でも過去行ったかぎり電灯がついたことはありません。(ずーっと切れたままらしい)ほんとに真っ暗ですので足下に気をつけよう。

まぁ魅力は他にも多々ありますが、それは訪れてからのお楽しみということで。あなたも是非この摩訶不思議な旅館に泊まりにきませんか?きっとリピーターへの道を歩むでしょう。(すでに何度も足を運んでしまった。。。)

住所     長野市下諏訪町6335
電話番号     0266-27-6543
料金     1泊2食付き 8000円〜12000円
部屋数     13室(全和室)
地域     下諏訪温泉・諏訪湖畔
施設・付属品     卓球場、食堂。浴衣、タオル小、歯ブラシセット

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