夏休み北海道旅行4(登別温泉)

! 温泉01 北海道国内道南

登別一泊目は「花鐘亭 はなや」さん。大規模な旅館が多い中、ややこじんまりした旅館です。

しかし小さいところこそ、そこにしかないものがある!

館内も非常に清潔で、廊下など細かいところにも気配りが伺えます。
ここにはスリッパというものがありません。

玄関はいったとこからすべてに絨毯が敷き詰められていて、掃除がこまめにされているので裸足でどこでも歩き回れます。

正直お風呂は小さいです。男女別に内風呂と露天がありますが、2−3人ぐらいはいったらなんとも居心地悪いかんじ。

しかし、かけ流しの乳白色のお湯はまぎれもなく登別の湯で、人がいないときなら貸し切り気分。

アメニティも充実していて石けんやシャンプーが何種類もあって、いろいろ試してみたくなります。

浴衣や歯ブラシタオル、ひげ剃り、ドライヤー、化粧水などなど、、、必要なものはだいたいあります。

番頭さんの気遣いもぴかいちで、夜でかけると帰ってくる頃まで外で待っていてくれたり、荷物持ちや案内もとてもマメなサービスです。

そうそう、部屋についた時に「お茶いれますね」と言われて待ってたら、抹茶をたてたものがでてきた!お菓子やお漬け物も重箱にはいってました。

お料理は部屋だしで、夜は懐石になります。器や盛りつけにも細かい気配りが感じられ、とてもおいしくいただけました。

料理人のこだわりでおいしく食べていただきたいという思いがあるようで、事前に好き嫌いをいっておくと、ひとりずつ違ったものを出してくれます。

私は生ものがだめなので、刺身のかわりに湯葉や蟹をだしてくれて、とてもおいしくいただきました。
登別の温泉として、ここは非常におすすめします。

2日目の宿泊地は「まほろば」さん。
実はここ登別温泉の巨大グループでいくつもの旅館をかかえています。集客数も多く、写真がとれるタイミングはありませんでした。。

なんというかお風呂のアミューズメントパークとでもいう感じで、泉質も4種類あり、檜風呂やら岩風呂やらジャグジーやら寝湯やら打たせ湯やらしまいにはすべりだいまで設置されてますw
ただ純粋なかけ流しではない模様。。。

料理はすべてバイキングで屋台村のようになっており、和風、中華、洋風、カレーやラーメンなどなんでもありで好き嫌いがあっても何かしら口にあうものがあるという。。

うーんと、一口にいうとお子様連れのファミリーや、団体旅行や宴会には最適かも。館内施設もアカスリやらマッサージやらエステやらバーやら喫茶やらなんでもあり。しっとり静かに温泉を楽しむ人には向かないかも。

この登別温泉付近にもみどころはいくつもあります。代表的なのが「地獄谷」ですな。

いまなお噴煙をあげているそばに遊歩道があります。

入り口にはボランティアガイドがいて、無料で喜んで案内してくれます。
写真を頼んだら、最後までそのままおしゃべり続きで案内されました。うん、案内するのが趣味の楽しみのよーだw。

私が行ったときは夜ライトアップされて散策できるようにもなってました。昼と夜でまた雰囲気かわりますな。

そこからちょっと登って行ったところに大沼という温泉の沸き立つ沼があります。
ものすごい高温で湯気がもうもう。硫黄の香りが漂ってます。この沼から流れ出す川がまさに温泉川!

上流は高熱のためやけどしますが、流れる間にだんだん冷めていくので、ほどよいところに川そのものを利用した足湯があります。

冷めてるとはいえ、しばらくつかると真っ赤になる熱さ。温泉の川ってなんかとてもおもしろいね。途中周辺トレッキングしてきた高齢の団体さんも休みにきてました。

温泉街の中にも時間になると始動するからくり人形があったり、体の悪いところにお湯をかけるとなおるといわれる湯かけ地蔵などもあったりします。

おみやげやさんが立ち並び、ストリップ小屋もあったりでレトロな温泉街ムード。夜のそぞろ歩きもいいでしょう。

もうちょい足をのばすと支笏湖や洞爺湖観光もできます。洞爺湖にも足湯がありました。

今回は動物と温泉がテーマとなった北海道旅行でした。

タイトルとURLをコピーしました