週末(6/11)には後編が始まる。というタイミングで観に行ってきました「64 – 前編」。
各所で番宣も盛んに行い、豪華なスター配役。しかもちゃっきちゃきの警察ドラマと来たので、正直これは映画館でみなくてもそのうちTV放映やった時にでも見ればいいかな〜と思う気持ちもあった。
しかしちょうど時間ができた時に何を観ようかと物色したら、昭和と平成の狭間、時効ギリギリ、前後編わけなければ描ききれないほどのボリュームというのに惹かれた。
昭和の終わりと同時期に起きた少女誘拐殺害事件。世間は天皇崩御と新時代到来のニュースに沸き返り誘拐殺人のニュースなど埋もれてしまう。
しかし家族をはじめ、事件に関わった人間たちのその先の日々に大きな爪痕を残し、警察内部でも当時事件に関わった人たちの心を引き裂き、悔悟と慚愧に耐えきれず道を踏み外していく者たちもいた。。。
横山秀夫氏のミステリー小説が原作。警察内部の闇部分に迫る。
昭和64年はたった7日間しかなかったのに、現実でもその短い期間に殺人事件や誘拐事件などもあったんだね。
設定がきちんとしてるせいか、フィクションではなく実際にあった話だったっけ?と思ってしまうほど。
ミステリーなのだが「沈まぬ太陽」のように心理描写がよく描けている作品だと感じた。
結局未解決のまま時効まで1年を切りお蔵入りになるやも、、、、
から急転直下、模倣誘拐事件が発生した!というとこで前篇が終わる。
CMとかで名場面のように放送されてたのは後編じゃないか(--;)じゃあやっぱ見に行くかな。
しかし豪華キャストが次々とでてくるのがほんと贅沢だなぁ~~(^^;)ぱっと見ても
佐藤浩市,綾野剛,榮倉奈々,瑛太,三浦友和,永瀬正敏,吉岡秀隆,仲村トオル,椎名桔平,滝藤賢一,奥田瑛二,夏川結衣,緒形直人,窪田正孝,坂口健太郎,筒井道隆,鶴田真由,赤井英和,菅田俊,烏丸せつこ,小澤征悦,金井勇太,芳根京子,菅原大吉。。。。。
最近の若手も入ってはいるが、特に昭和世代にとってのヒーロー主役級の人物がわんさか。
まあチョイ役というわけではなく、それぞれが独特の個性をもった配役となっているので無駄遣いという雰囲気ではない。