いろいろな獣やマンモス(マナク)を狩って暮らす狩猟民族のヤガル族。
その村にある日、死んだ女にしがみついていたという、同族と異なる青い目の少女が連れてこられた。
部族の巫女はやがて最後の狩りの日がやってきて、その日にマンモスを倒した戦士がこの少女と結ばれて希望の光となるという託宣を残して倒れ伏した。
部族を率いるのは最強の勇者で、白い槍を持つ資格がある。
青い目の少女と相思相愛となったデレーの父がそうであったが、何を思ったか託宣後に集落を出ていってしまい、デレーは卑怯者の息子というレッテルを貼られる。
汚名をすすぐためと、少女と結ばれるために何年も経った運命のその日、デレーも狩りに参加したのであったが、、、
マンモスがいっぱい出てくるよ⁽⁽◝(๑꒪່౪̮꒪່๑)◜⁾⁾≡₍₍◞(๑꒪່౪̮꒪່๑)◟₎₎
そして度々話に出てきた4本足の悪魔の正体とは?!
氷河期の壮大で荒涼とした風景。
と、思えばジャングルのような原生林?
気候が謎なところもあるが、マンモスだけではなく、恐鳥類、サーベルタイガーなど古代生物好きにはたまらない槍生活。
しかし、この時代にはどうもそぐわない生き物がいるぞ?!
途中からただのアフリカの部族に見えたりもするが、違う部族同士がどんどん集結していく様子はなかなか圧巻だ。
雪原→ジャングル→砂漠、、と、一体どれだけの距離を彼らは徒歩で進んだの?!しかも何日で?!
古代生活の設定は好きなんだけど、時代考証や地理はかなりハチャメチャシ━━━ッd((ˊ皿ˋ ;)
そもそもマンモスが砂漠で働いてるのも謎だし、あちらの種族はどう見ても着てるものや身につけてるものも生活様式も文明レベルが全く違わないか?!タイムスリップものなの??
なんだ何だ、突然ほぼエジプト( ̄∇ ̄)
え?もしや宇宙人?
最初は結構面白そうだったのに、なんで途中からこんな荒唐無稽でありえないごった煮になってしまったんやろ-(;゚ロ゚)-!意味不明すぎる。
もちろんエンタメなんだからリアルでなくたって良い面はあるんだろうが、ファンタジーにしてもSFにしてもコンセプトがしっかりしていればその世界観に入っていかれるんだが、何だか雑に模倣した「アポカリプト」のような気がする。
同じようなストーリー展開、主旨、スケール感にしても統一感があった方が素晴らしい作品になった気がします。
前半でコツコツ積み上げて、後半で全部ぶち壊したような不思議な映画ですね。
エメリッヒ監督と言えば、インデペンデンス・デイ、デイ・アフター・トゥモロー、2012など地球滅亡系を描いた代表作が多いわけですが、これはちと。。