1938年のエジプトで砂嵐の迫りくる中発掘隊が遺跡を探していた。子供が地面を踏み抜いたことから新しい墓を発見する。
その奥にはあの石版が壁に埋め込まれており、現地人がこの墓を荒らすと「終わりが来る」と警告する。しかし発掘団は無視して運び出してしまった、、、（つまりはじまりを示唆している）
一方ニューヨークの自然史博物館では、石版の魔法で展示物たちが生き生きと動き回る「ナイトプログラム」が評判を呼び、著名人を呼んでの公開パーティーショーが開かれることになった。
（この時点では魔法とは気づかれず作り物のショーと捉えられていた）
もはや博物館ではなくめくるめくイリュージョンを売りにしたサーカス団である（笑）
しかし、ショーの最中に石版が急速に侵食され、その影響から展示物たちが暴走を始めて会場はパニックの坩堝と化す。
おかしくなった石版の秘密を探るために大英博物館に行くことになったラリー。息子も同伴の旅だ。
さてさて大英博物館でまたもや大騒ぎですよ！絵画や銅像や陶器など様々なものが動き回ります。これがナイトミュージアムの醍醐味ですな。
その騒ぎの中で、あのちびっ子仲良し2人組のジェドとオクタウィアヌスが通気孔に落ちて行方不明に。危機一髪！やっぱこの2人が最高に可愛くて好きなキャラだわ(*≧▽≦)
位置と方向が掴みにくいエッシャーのだまし絵の世界がなかなか面白い。
今回はラリー親子の葛藤と息子の成長、ラリーに似せて新しく作られたクロマニョン人ラーとのやり取り、勇ましい騎士のランスロットとの攻防など見どころたくさん。
しかも ヒュー・ジャックマン など無駄に豪華な役者を使っているｗ
歴史的考察が云々とか拘らずにハチャメチャエンターテインメントとして見ればやはりかなり楽しい映画なのである。しかも友情や邂逅にちょっぴりしんみりとしてしまう。
だからこのシリーズは何度再放送されても何度も見てしまうのだ。
子供の頃に見ていたら、きっと家の中のものたちも夜中動き出すと信じてしまったに違いない。
（ある意味怪奇現象ではあったともいえることが。。。）
