アビス(完全版)

Adventure SF

米海軍の原子力潜水艦が深海に潜航中、未確認物体に遭遇する。
計器の異常で位置を見失った直後、岩壁に激突し、潜水艦は沈没していく、、、

海底600mの捜索に、近くで作業していた深海のエキスパートでもある海底油田の採掘基地の作業員たちが駆り出された。
しかし折悪しくこの海域には大きなハリケーンも近づきつつあった。。。

小型潜水艇にそれぞれ洒落た愛称がついているので形と雰囲気を見比べてみるのもおもしろい。
頭の固そうな軍部側と、陽気な作業員たちとの対比や確執も。

深海での潜水服を着た特殊な探索、何かあれば間違いなく生きて戻れない緊張感。
全水没した艦内に漂う無数の水死体。
パニックに陥る要素は無数にある。
ダイバーならば、パニックを起こして過呼吸になれば酸素の消費量は増え、残酸素量の欠乏や減圧症、意識の混濁等死に直結することは理解できる。
ダイビング経験のある人ほどこの恐怖は実感できると思う。

探索中に現れた謎の光
そして嵐により海上のクレーンが破壊され、大規模な二次災害発生。

ジェームズキャメロン監督なので、実際の深海生物ではなく、異生物が、、、

【映画】『アビス』予告編

とはいえエイリアンみたいな化け物度はなく、綺麗なクラゲみたいなのや、水が形状を持って自由に動くような知的生命体。

妙に素直に現状を受け入れ、むしろ楽しみ始める作業員と、受け入れきれずストレスが極限まで高まり恐怖のためか暴走を始める軍人のコフィ大尉。
あ〜〜もうこりゃ死亡フラグ0(:3 _ )~

小型潜水艇同士のガチな激突バトル(有り得んが)の結末は。。。

そして蘇生法の無茶ぶりにびっくり∑(๑ºдº๑)!!

光の届かぬ深海の世界は、まるで宇宙の果の別の惑星のようだね。

実際には潜水服だけで恐るべき深海の水圧や極端な低温に耐えきれるとは思えないのだけれど。(–;)

最後はもちろんドラマチックに盛り上げてくれるんだけど、ああ、そっちの方に行っちゃうのねん。

しかもSFアクションとして終わるのではなく、急に人間による戦争と環境破壊への警告的なメッセージ性をぶち込んできて、取ってつけたように収まりが悪くなってしまった。

完全版は3時間近くあるのでなかなかしんどい長さですな。
興行的には成功とは言えなかったようだが、個人的には結構嫌いじゃない。

裏話が面白い。
実際に水中撮影を長時間続けていた訳だが、その途中で何度も「酸素が尽きて、咄嗟に差し出されたレギュレータが壊れていた為に水を吸い込み溺れかけた」といえ記述が各所にあり、監督も俳優も事故に繋がりかねない事があったらしい。
器具の動作点検はダイビングにおいて最初に必ず責任をもって行うとこだろう。信じられん、、、

意義ある“興行失敗作”。キャメロンが『アビス』(深淵)で見たものとは|CINEMORE(シネモア)
ジェームズ・キャメロンが監督・脚本を務めた劇映画全7本(監督デビュー作『殺人魚フラングキラー』は脚本を担当しておらず、途中降板という事情もあり含めない)のうち、第3作にあたる『アビス』(89)は、北米興収、世界興収とも『ターミネーター』(84)に次いで2番目に低い成績だ。ただし、『ターミネーター』は640万ドルという低...
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