妖怪大世紀

Horror

Amazonプライムで、いかにも私の興味をそそる題名のものがあったのでついみてしまった。

内容的にかなり昔の映画かと思ったら2008年作品だった。
「妖怪百物語」みたいなのではなく、世にも奇妙な物語みたいな現代社会でもしもそんな状況だったら?というオムニバス。

覚(さとり)は、日本の妖怪の一つ。鳥山石燕による江戸時代の妖怪画集『今昔画図続百鬼』に記述があるほか、日本全国で人の心を見透かす妖怪として民話が伝えられている。

出典: 「」フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』2019年3月27日 (水) 19:34

ある日喫茶店に暗い感じの客がやってきて、店員の考えていることを次々口にしていく。。。
読まれた方も相当嫌な気分になるが、誰彼構わず負の感情が流れ込んでくる方も辛いと思うが。

SekienSatori

鳥山石燕今昔画図続百鬼』より「覚」 [Public domain]

七人ミサキ

1人を取り殺すと七人ミサキの内の霊の1人が成仏し、替わって取り殺された者が七人ミサキの内の1人となる。そのために七人ミサキの人数は常に7人組で、増減することはないという

出典: 「七人みさき」フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』2019年10月1日 (火) 11:12

これは知らない話だったが四国地方に伝わる亡霊集団の話らしい。妖怪というか幽霊。
自殺願望のある人たちがネットで仲間を募集して、集団自殺を図る。。。

面霊気

面霊気(めんれいき)は、鳥山石燕による妖怪画集『百器徒然袋』にある日本の妖怪の一つで、面の妖怪。

出典: 「面霊気」フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』2016年11月4日 (金) 02:18

すぐれたものや古いものに魂が宿るという付喪神の一種。
高校の学園祭の準備で一人の子が古い面を見つけて何かに使えないかと学校に持ってくるが、何気なくその面をつけると不思議なことが。。。

SekienMenreiki

鳥山石燕百器徒然袋』より「面霊気」 [Public domain]

濡女

濡女(ぬれおんな)は、日本の妖怪の一つで、「ヌレヨメジョ」の名でも知られる海の怪異。多くは人間を喰うと伝えられるが、形状も性質も一様ではない。

出典: 「濡女」フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』2019年5月8日 (水) 05:31

ある男が川辺でずぶ濡れになって佇んでいる女を見つけて声を掛けるが。。。てこれはもはや妖怪というより地縛霊に取りつかれた人の話だな(--;)

SekienNureonna

鳥山石燕画図百鬼夜行』より「濡女」 [Public domain]

山地乳

この山地乳は、眠っている人間の寝息を吸い取り、その様子を他の誰かに見られていれば、寝息を吸われた者の寿命が延びるが、誰にも見られていなければ、その者は翌日に死んでしまうという。

出典: 「山地乳」フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』2019年1月20日 (日) 05:20

高校水泳部の合宿で盛り上がる夜、消灯後に怪しい影が仲間の一人に覆いかぶさるのを目撃する。。。

ShunsenYamachichi

竹原春泉画『絵本百物語』より「山地乳」 [Public domain]

天狗

天狗(てんぐ)は、日本の民間信仰において伝承される神や妖怪ともいわれる伝説上の生き物。一般的に山伏の服装で赤ら顔で鼻が高く、翼があり空中を飛翔するとされる。俗に人を魔道に導く魔物とされ、外法様ともいう。

天狗」出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』2020年1月7日 (火) 12:08

同じ家にいたはずの子供が突然行方不明になり、ある日突然帰ってきて夢のような話を語る。神隠しに近いかな。

Elephant and a flying tengu

一勇齋國芳画「心学稚絵得」より『天狗と象』、若狭屋与市版、錦絵 [Public domain]

滑瓢(ぬらりひょん)

一般に、瓢箪鯰(ひょうたんなまず)のように掴まえ所が無い化物[1]であるとされる。江戸時代に描かれた妖怪絵巻などに、その姿が多く確認できるが詳細は不明である。

出典: 「ぬらりひょん」フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』2019年1月2日 (水) 18:12

昭和・平成以降の妖怪関連の文献や児童向けの妖怪図鑑で「ぬらりひょん」は、家の者が忙しくしている夕方時などにどこからともなく家に入り、茶や煙草を飲んだり自分の家のようにふるまう。家の者が目撃しても「この人はこの家の主だ」と思ってしまうため、追い出すことはできない、またはその存在に気づかないと解説されている。また「妖怪の総大将」であると解説されることも多い。

出典: 「ぬらりひょん」フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』2019年1月2日 (水) 18:12

個人的にかなり好きな妖怪。特に害もないし愛嬌があるやん
でもこれを実写化したら、かなりやばいエロ親父だった(笑)
一人暮らしの女の子の部屋に上がり込み、お茶を飲みくつろいでいる見知らぬ爺さん(笑)

Suuhi Nurarihyon

佐脇嵩之『百怪図巻』より「ぬらりひょん」 [Public domain]

河童

体格は子供のようで、全身は緑色または赤色。頭頂部に皿があることが多い。皿は円形の平滑な無毛部で、いつも水で濡れており、皿が乾いたり割れたりすると力を失う、または死ぬとされる。口は短い嘴で、背中には亀のような甲羅が、手足には水掻きがあるとする場合が多く、肛門が3つあるとも言われる。体臭は生臭く、姿は猿やカワウソのようと表現されることもある。

出典: 「河童」フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』2019年11月12日 (火) 08:47

これも各地に伝説が残る超がつくほど有名な妖怪ですな。
ある温泉で、入浴中に女性がお尻を撫でられる事件が頻発し、変質者の仕業として警察の捜査が入った。。。(そうきたか!)
でもって河童のリアル映像キターヾ(°∀° )/ー!

Kappa jap myth

妖怪画で知られる鳥山石燕による河童 [Public domain]

赤マント

夕方の学校で、少年がトイレで用を済ませ、拭こうとすると紙が無かった。するとどこからともなくこんな声が聞こえてきた。
「赤い紙が欲しいか? 青い紙が欲しいか?」少年が「赤い紙」と答えた。
その瞬間、身体中から血が噴き出し、少年は死んでしまった。

出典: 「赤い紙、青い紙」フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』2019年12月5日 (木) 10:16

小学校の頃に流行った都市伝説ですな。もともと↑の記述のように「紙」であった話が変化していったものらしい。
現代っ子の女子高生がある日1人でその声を聞いてしまう。
友達に相談したところ、面白半分にそのトイレに検証に行くが。。。

座敷童子

座敷または蔵に住む神と言われ[1]、家人に悪戯を働く、見た者には幸運が訪れる、家に富をもたらすなどの伝承がある。

出典: 「座敷童子」フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』2018年11月27日 (火) 03:08

古い伊豆の旅館に泊まりに行った家族。その夜息子が見た。。。
体験談を語るインタビューがいくつか収録されている。
岩手の金田一温泉に有名な宿があるのは知っていたが、焼失して再建後もいるらしい。目撃談も多いですな。

水木しげるロードにて撮影

しかし、一話一話が異様に短いですっ( ゚д゚)
どちらかと言うと都市伝説の検証と再現VTRといったところでしょうか。
妖怪?というものもあるし、選択肢も渋めですな。

コンセプトは面白いと思ったのだけど、噂話くらいの軽い内容と、特殊メイクやCG処理などが甘く(せめてカラコン入れるとか、、、)昔のお昼のワイドショーでやってた「あなたの知らない世界」っぽい。
妖怪解説のナレーション、伝説の残る現地取材や専門家のインタビューなどが挟まれているのは面白いんだけどね。
なんとなく素人の部活や映研などで自主制作した超短編映像集といった印象でした。

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