日本未上映作品らしい。
朗読した本の登場人物や物が、現実世界に抜け出してしまうという魔法の声の話。
ユニコーンやミノタウルス、羽の生えた猿などおとぎ話の中の生物たちが動き回る。
主人公がブレンダン・フレイザーなだけに、ハムナプトラがどことなく被ってくる( ̄▽ ̄;)
自分の力を知らない頃にうっかり読み上げた本のせいで、物語の悪党たちがこの世に飛び出してきて、一緒にいた妻が代わりに物語の世界へ引きずり込まれてしまった。
それ以来朗読することは二度とせず、妻が封じ込まれた本を探して転々としていたのだが、、
妻を元の世界へ連れ戻したい主人公と、物語の世界に帰りたい男、物語から出てきたが現実世界の方が気に入った男などの対比が描かれている。
ファンタジーの世界にどっぷり浸りたい時には良いかも。
王道の仕上りで、悪もあるけどどぎつい表現や邪悪さにどよーんとすることもなく、最後もスッキリ後味悪いこともなし。
裏を返せぼ後々まで心に残る名シーンというのもないんだけど(^^;;
素直にわかりやすく子供と一緒でも楽しめる映画でしょう。