ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅

予告編を見た限りでは不思議生物がたくさん出てきそうで、実はハリポタは映画館で見たことは無かったが(TV放映で見た)これは映画館で見たいと思いながら見逃してた作品。
amazonで何かを購入した時についていたクーポンがあったので、無料でレンタルすることができました。

ハリポタシリーズはとりあえず完結し、次にスタートする新シリーズということで、スタッフが一緒で全く違う話なんだろうと思っていたが、、
ん？ハリポタシリーズと繋がってる話だったの？聞き覚えのある単語がぼちぼちと。

ハリーポッターのスピンオフ的な作品で、ホグワーツ魔法魔術学校の指定教科書「幻の動物とその生息地」の編纂者である魔法動物学者ニュート・スキャマンダーを主役とした話だったんだね！（事前にまた予備知識はなしで見たｗ）

なるほど、ちょっと大人のファンタジーに転向したということか。
中世的な雰囲気のイギリスから都会的なニューヨークへと舞台が移ったのでなんとなく近代的な雰囲気を感じるけど、本当は遡ってそれより前の話なんだよね。。。

幻想動物達が沢山登場したのは期待通り楽しかった。

やはり大掛かりなものよりも小動物の方がリアルに見えるね。
巨大生物はアップにして細部まで見えすぎちゃうと、3DCGっぽさがどうしても見えてしまう。
特にモグラとカモノハシの間の子みたいなのが可愛らしかった。

主役のニュート役の エディ・レッドメインさんは結構淡々とした感じだったが、ヒロインの妹役のアリソン・スドルさんがなんとも色気と可愛さを併せ持っていて魅力的だった。

あと、魔法使いではない普通の人間が、戸惑いながらも仲間になってその世界を楽しむのが、非常に良いスパイスとなって、ダン・フォグラーさんがまた2枚目ではなく太っちょおじさんだったところが共感のもてる仕上がりになっている。

ただ、ネタバレになっちゃうけど、、、

救われなかった人が一人いたな(T0T)

幼い頃に親をなくし、養母には虐待され続け、ようやく全てを委ねて信頼できる人を見つけたと思ったら利用され、裏切られ、とうとう感情爆発させたら本来仲間になるべき集団により、悪の根源的な扱いを受け集中攻撃されて消されるって、、、彼の人生とは何であったか(T^T)

個人的にはオマケのメイキング映像が、実写の撮影とCG制作の落差が見えて結構面白かった。多分光と影を実写に合わせるのは相当な根気が必要だったろうな(o´∀`o)

すごく心に残るストーリーというわけでもなかったけれど、こういうファンタジーな世界が好きな人にはいろいろ楽しめる内容だったと思います。

さて、世界を旅してまわることになりそうなので次回作の舞台となるのはどこでしょう。
次は映画館で見るかどうかはまた公開前の予告映像見てから決めよう。。。