那須方面へ出かけたので、久しぶりに那須どうぶつ王国に寄ってきました。
ここは動物展示の仕方にこだわりがあり、広大な敷地なので何度来ても楽しい。
また新しい施設や入れ替え、園内整理などで来るたびに何か新しいものができているという、同じではない楽しみもあります。
まずは以前ビントロングハウスだったところが「スカンクハウス」に代わっていました。
ちょいと匂いはきつめですが、なんとも愛らしくじゃれあう姿がみられます。
小さなお顔とふぁっさふぁさの尻尾、つぶらな瞳に小さなおててと鋭い爪と肉球。
それにこの黒白のラインがかわいくないわけないじゃありませんか!
その脇はわんにゃんリビングで、こたつに鍋猫などもいましたが、毎度おお賑わいなのでささっと通り抜け、お隣の「熱帯の森」へ。
ミミズクや各種水鳥、ナマケモノにコモンマーモセットが周囲を飛び回る、老舗施設です。
ウェットランドとの間にビーバークリーク&オッタークリークができていましたが、残念ながら小雨交じりの寒い日だったので、どちらも丸くなってお休み中でした。
その向こうが「ウェットランド」。
熱帯の湿地をイメージしており、最近人気のハシビロコウをはじめとした熱帯の鳥たちも飛び回っています。
おもちゃのようにカラフルなオニオオハシや日本より派手なアカカワイノシシ
しなやかなジャガーものんびりくつろぎ中。
ワオキツネザルはドーム内を我が物顔に飛び回り、じゃれたり喧嘩したり忙しい。
そのまま裏側にあるペンギンビレッジへ。
今年誕生したのかな?換羽期前のまだ模様がはっきりしない黒顔の子たちもいました。
枯れ葉ただよう水面を泳ぐアザラシさん。
今回めっちゃ可愛かったのが、まだ生まれて7か月という子供のミナミアメリカオットセイ。
めっちゃ元気がよく、走り回っては水に飛び込み、シュポーンと飛び上がっては大きな声で鳴きまくる。
未熟児で生まれたため、飼育員さんが精魂傾けて育てたそうで、めっちゃ甘えっこ。
飼育員さんが来るとじゃれつきまわり、世話が終わって去ろうとすると行かせまいと立ちはだかる姿がけなげでかわいすぎ!!行動が犬の子と似てる。。。
そうこうする間に、前回訪れたとき満員で入れなかった「キャットショー」が近づいて来たので並んで入場。
イルカショーなどのように徹底的に仕込んだ芸という感じではなく、主に猫の生物学的な特徴を紹介する見世物となっている。そう難しいことはやらないw
でも綱渡りやなんちゃって玉乗りなどしなやかさや優れたバランス感覚などが観察できる。
ショー終了後はまだカピバラの森が休憩タイムで入れなかったので、「保全の森」へ。
ここは日本固有種を保護することを目的に、ツシマヤマネコの代わりに近縁のアムールヤマネコ、ライチョウなどが飼育されています。
ミーアキャットや日本リスの広い森もあります。
王国バザール館(おみやげ)裏側に新しくできていたのがアジアの森。
まずはレッサーパンダが屋外のガラス庭と屋内中央でお出迎え。
こちらにはユーラシアカワウソではなく、室内でコツメカワウソが仲良くじゃれあったり毛づくろいしたり。
真っ黒なビントロングもこちらに移動。
エアコン直風の木の上ですやすやしていたので、風で耳の長い毛がふわふわ揺れていました。
親マヌルネコたん。
ブサカワ系ですが、どことなく野性味を帯びた瞳が印象的です。
子マヌルたちはお土産屋との境のガラスケースにいましたが、休憩中で目隠しされていたので、後で開く時間にまた訪れます。
ここでの個人的にメインでもある「カピバラの森」が開いたのでさっそく入場。
カピバラ温泉はすでに設置されてましたが、カピバラ的にはまだあったかい時期なのでしょうか。一匹も入ってませんでした。。。
まだ小さいコピバラちゃんもいました。幼いうちは警戒心が強いので追いかけまわすとかわいそう。
でもこの顔見るとなんかほっとする。座ってるだけで癒しの効果のある不思議生物。
そしてカピバラはやはり魚眼レンズで撮りたくなる。
同じ南米の齧歯目でも、マーラの方が警戒心が強く、ある程度の距離以上近づくと逃げる。
なんだかうさぎっぽいよね。でも手足ほっそ!!
時間より数分早かったけど、コマヌルちゃんの覆いをはずしてくれたので初対面。
4月の後半に生まれたということで半年ちょい。だいぶ大きくなってました。
お土産屋と外と両側から見れるので、薄暗い店内と外を見る時で瞳孔が開いたり小さくなったり表情が変わります。
どれがかわいいかわからなくなってきて、インスタにもアップしたら反響が大きくてびっくりした(^^;)ネコ好きな人それだけ多いんだね。
今回は時間の関係で王国側しか見れないかなと思ってたんですが、別行動をしてた相方が、遅いから私がファームに行ったと勘違いして先に移動してたので、すわ!と速攻で追いかけてファームへ移動。
おかげで前回強風で中となって見れなかったバードショーをみることができました。(シープショーは逃した)
向かいの林の奥から飛んできて、客席のすぐ上を低空飛行で飛び回るのでなかなかの迫力。
疑似的な狩の様子なども再現してくれるので見ごたえ十分。
特にこのハクトウワシはアメリカ合衆国の国章にもなってるくらいで、やはりかっこいいな。
とにかくファーム側はだだっ広い牧場地帯なので、ゆっくり見て歩くとそれなりに時間もかかる。
だいぶ日も傾いてきたが、前回やはり強風で閉鎖されていたカンガルー牧場だけは覗いてきたいとだだをこね。。。
オスのカンガルーのムキムキ度は強烈です。戦って勝てる気がしません!
このカンガルーは親子っぽく、やや小さい方が甘えたり、袋に頭を突っ込んで乳を求める様子がうかがえました。
さすがにこの大きさではもうおなかの袋には入れないだろう。
もっと幼いカンガルーがあきらかに袋にいるのもうかがえたが、頭から突っ込んだらしく後ろ足がびよーんと突き出していて、もぞもぞすれども正位置に戻って顔をだしてくれることはなかった。。。
他にもアルパカとかいろいろいるんだけどまた今度!
やっぱりカピバラが温泉でひしめいてるところが見たいけど、そうなるともっと寒い冬で、そうなるとファームは閉鎖されるからなあ。(あとハンター行きのスキー客で道路が混む)