栃木:塩原温泉 彩つむぎ

! 温泉03 関東個室風呂付国内栃木県

またドラクエWのおみやげ取りも兼ねて、那須高原方面へ。
やはり日帰りはばたばたするし疲れるので温泉まったりと組み合わせたいねと。

https://www.ayatsumugi.com/

川のほとりに建つ、可愛らしい内装の温泉宿。
ちょっと奮発して、部屋に温泉つきのこのあたりではかなり高級なお宿です。

特にラウンジや洋室の椅子がソファのようにふかふかでハンモックのように浮遊感があって素敵。

受付時のウェルカムドリンクは抹茶で、上品なクリームチーズもなかが餡子苦手な私でもおいしくいただけました。
これ、塩原付近のおみやげかと思ったら、彩つむぎオリジナルなんですね。ここでしか買えない食べれない。

今回泊まったお部屋は洋室で、ベットは一段高くなった所にお布団が敷いてある感じで落ち着いたセンスが良い。

窓辺にはイスとテーブルセットがあり、この椅子がソファーのように柔らかく包み込む感じでくつろげる。
テラスもついているので、風呂上がりの夕涼みにも。

ちょうど紅葉の季節だったので目の前の渓谷が美しく色づいてました。
ただかなり強風だったので結構散ってしまってはいたけど。

すぐそばにつり橋もあり、ちょっとした散歩にも良いロケーション。

浴衣は男女それぞれ様々なサイズが置いてあるので身長に合わせて選べた。足袋ソックスもあり。
風呂セット持ち出し用の籠もあるのは親切。

ただ、鍵がひとつしかないので、館内のお風呂に行く時など夫婦やカップルなど男女別だと気をつかう。ここは二つ欲しいところ。

部屋に冷蔵庫は設置してあるが、館内には自販機等もないので、部屋で必要な飲み物等は持ち込む必要がある。(簡易的なお茶やポットはあり)
また、通信状態の良い宿独自のWiFiがあるので、滞在中はパケット容量を気にしなくて済む。

まずは体を洗い流しに内風呂の大石風呂へ。ほんとにでっかい岩が風呂の真ん中に鎮座しているので、入れる人数は少ないと思う。
行った時間は貸切でしたが(笑)
お湯は無色透明無臭の塩化物泉。やや塩気ありのお湯ですね。
洗い場にシャンプー、コンディショナー、ボディソープに加え、クレンジングと洗顔料も備え付けてあったのは嬉しいですね。脱衣所には化粧水やドライヤー、濡れ物入れのビニール袋などもあり、ありがたい。

露天風呂の方は、渓流に面していて結構広さもあるのだけれど、温度調整に失敗(途中で忘れられたか?)して、水をジャバジャバ出したホースをツッコミっぱなしになっていた為、ぬるいを通り越して冷たかった( ̄▽ ̄;)

掛け流しのためかろうじて表面だけ暖かかったので、自分でグルグル掻き回しまくったが水の勢いの方が強く、さらに洗いざらしの髪や顔に冷たい風が強く吹き付ける日だったのでどんどん寒くなる仕様に。、、、出られない。
それでも温泉だからぬるくても長く浸かっていれば体の芯からポカポカに、、と思ったが、底冷えして上がってみたら体が冷えきってました。

これは部屋に戻って温まり直しだなとそそくさと戻る。
お部屋についてる風呂はおひとりサイズでした。肩まで入ると脚は伸ばしきれない。
でも結局その後は、翌朝まで部屋のお風呂だけを利用してました。いつでもすぐ入れるのは良い。

食事は1Fラウンジ脇のお食事処にて。
お料理はかなり手がかかっている様子が伺える盛りつけや器など見た目も綺麗で、野菜などはシンプルに素材の味を引き出しているのも好ましい。デザートはちょっと甘すぎたかな。

地場産にこだわった旬の新鮮な食材が豊富なので、どれもおいしく量もちょうど良い。
「塩原高原大根」が特に時期だったらしく、ほんと辛みが全然なく、みずみずしく、むしろ甘味があるのでそのままでも十分。

朝食も同じく1Fラウンジ脇の食事処で。

暖かい季節ならば、外のテラス席も気持ちよいかもしれません。

エレベーターや洋室はバリアフリー対応で車いすの方でも安心して過ごせるよう工夫されています。
お食事とインテリアや家具類は◎
部屋ごとに担当の方がつくような感じで、お食事の世話からお見送りまで一所懸命やっていただき、素朴で気遣いがあって愛想も良い。

ただ欲を言えば。。。
過去宿泊した中では多分一番の高額宿なので、それを踏まえるともっと安くても満足度の高い宿はいろいろあったかなと。
基本的にあまりかまわれるのは好きじゃないので放置気味な方が良いのだけど、普段ひっそりと気配を消しつつ、必要なところは決して押しつけがましさがなくスマートにサポートしてくれる宿もあった。給仕も客を落ち着かない気分にさせることはない教育がすごいなとか。

また、館内設備もこのレベルならば湯上り処やラウンジに好きな時に自由に飲めるコーヒー、紅茶やちょっとしたつまめるものやアイスなどがあるところもある。
夕食時豊富な種類のアルコール類と貴重な地酒なども飲み放題というところもある。

またはライブラリコーナーが充実していて、普段読まないような本や漫画が自由に選べるような宿も結構あるので、こちらにもちょこっとはあるが納得のいくレベルではなかった。

何度もリピートしたいと思えるには、惜しい。もう一工夫欲しいかな。
いろんな料金レベルのいろいろな場所の宿を見てきているのでつい思うところがあるのはすみません。
決して悪い宿ではないんです。これが~2万円レベルならば十分ハイレベルなんだけど、、というとこかな。

昨日来るときには大渋滞を起こしてにっちもさっちもいかなくなっていたもみじ谷大吊橋に、朝のうちならまだ混雑していないだろうと寄り道。

時間以前に昨日の青空が嘘のように崩れて、雨交じりのどんより寒々しい天気になってしまいました。

ぶっちゃけると、モミジ谷というほど自然景観にモミジはありません!
対岸の公園に人工的にちらほら植えてあるだけともいう。。。
むしろこの周辺の道沿いに美しいヤマモミジ群生してたり、那須湯本方面の道沿いの方がきれいな気がする。

湖に映る様子も美しいですが、やはり大きな湖がある間は近くに樹木がないわけですから、個人的には花園花貫渓谷などのように細い谷に両側からモミジが被さってくるような山のつり橋の方が好きですな。

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