大学生のルイスはひそかに思いを寄せる幼なじみの女の子、ヴェラを途中で拾って一緒に車でうきうき帰省しようと計画していた。
しかしそこへ素行が悪く警察に拘束されていたルイスの兄フラーが釈放されたという連絡が親から入り、しょうがなく先に拾って同乗していくことになった。
いかにもアメリカンな青春映画といった感じの始まり。
主役の一人であるルイス役のポール・ウォーカーはワイルド・スピードのブライアン・オコナーでおなじみ。よくよくカーチェイス系に縁がある人だ。
ヴェラを迎えに行く途中で無線で遊び始めた兄弟。
悪ふざけがすぎて、見知らぬトレーラーの運転手ラスティに女のふりをして誘いをかけるような文句を浴びせ続けた。
途中で回線が乱れ通話不能になり、なんのことは無い悪戯として終わるはずだったが、その後本気にしたラスティから再度コンタクトがあり、その真剣さに乗じてさらに図に乗ったいたずらを仕掛けた結果、事件を引き起こしてしまう。
イタズラの代償はデカい!!
そして犯人の執拗さが怖い!
あまり頭の良くなさそうな、お調子者兄貴と気弱な弟のダメダメ兄弟と執拗で粘着質な異常者との対決の行方は。。。
てかね、本人たちは悪意というほどのものがなかったとしても、やはり人を見下して相手が素直なほどに嘘で塗り固めて騙し、陰でこっそり笑いものにするというのは良くない。
「からかっただけ」というのはよくいじめの現場でも出てくる言葉だが、やられた方は馬鹿にされている、屈辱的な仕打ちに身が震える、わからないなら同じ目にあわせてやる!と思ったとて不思議はない。
「ほんのいたずらでした~~ごめんねぇ」で済む話ではないのであるw
ぶっちゃけ題名さえも知らない映画であったが、ハラハラドキドキのスリル溢れる展開で飽きさせずなかなか面白かった。
何気なく制作側にはJ・J・エイブラムスをはじめ有名な大物たちがかかわってるしな。
しかし、まったく関係ないのにたまたま巻き込まれた人々が可哀想すぎる。
特にあのめっちゃ良い人が、、、( ´•௰•`)