なんと言ったらいいか、、、題名と説明文からは想定外のストーリー展開だった(⊙ꇴ⊙)
やんちゃそうな若者達が休暇で向かう従兄弟の山小屋は、電気も電波も通らない崖の先の人里離れた森の中。
道の途中に住んでいる、悪態のひどい奇妙な老人によれば、そのぼろ屋は次々に持ち主が変わっているという。
その小屋の地下室から始まる恐怖の殺人劇は、まるで13金のようで典型的なホラーみたいだが、ちと違う。
ただ「ホラーのセオリー」を踏みまくったパロディ的な要素も強いようで、ちょっとおかしいところもある。
まるでゲームを楽しむごとく、化学実験的な人為的な操作で、1人ずつ殺されていくのを賭けながら陽気に楽しみ、どんちゃん騒ぎをする謎の組織の人々。
隠されたエレベーターが行き着く先には、多種多様なモンスターの数々。
古き神はクトゥルフ神話っぽいけど。
これは人為的に作られたものなのか、どこから来たのか全く明かされないままだし、、
ホラーとSFと古の神と人間のエゴがごった煮になったようななんとも不思議な映画でした。
最後は盛大なスプラッタ祭りになってましたけど〜〜〜〜〜。
手法としては斬新で意表をつくものなのだが、結局何故こういうことになるのか、その組織はどういう体系なのか、金を出しているらしい顧客だかスポンサーだからはどういう人たちなのか、また、犠牲者はどう選ばれるのか、世界中にどのくらい大掛かりな実験施設があるのかなど、背景がまったく見えない。
なので、なんか匂わせているようでいて全然深みのないドタバタB級映画のようになってしまったのは勿体ないね。
それ以上にこんなとこにシガニー・ウィーバーがほんのちょっと顔出す脇役なのももったいないねw。