64(後編)

Detective

64 – 前編」から引き続いて、後編も観てきました。

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やはり少し間が空いたので、どんなんだっけ?とあやふやになっていたが、最初にざざっと前篇のあらすじ映像流してくれるのであ~~そうだったそうだった。と。

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さて、ここから怒涛の展開で息をのむ展開、大どんでん返しが始まるのだ~~~~!
、と、思っていたがちょい違った。

明かされた犯人は「ん?どこからでてきた?誰だこいつは?」状態で、何故少女が殺されなければならなかったのかさっぱり動機も、被害者として選ばれた経緯もよくわからん。
事件は解決したけれど、それに関わった人々の14年以上の苦悩の日々はあまり報われた感じはしなかった。

解放されたというには重すぎる日々。ひたすら追い求めた目標が消失してしまった以上、手探りでも無理やりにでもそれぞれ前に一歩踏み出さなければならないという決意表明のようなものかな。

警察組織内の軋轢と葛藤。隠蔽工作と責任転嫁のどろどろを主軸に、記者クラブとの摩擦と信頼関係や仲間内での誠意や思いやり、そして子供を失うという親にとっての最大の恐怖と不安などを描こうとしたのかな~とは思うのだけど。。。

前にも言ったが俳優陣はとんでもなく豪華。
そして、それぞれのキャラが非常に個性的で際立っていて存在感ありすぎて、誰が食われたとかそういう感じでもなく、それぞれの役柄を見事に演じきっていたと思う。

ひとりひとりをみていると、本当にすごい映画だと思うのだが、話としてのまとまりを考えるといまいち消化不良気味でなんかもったいないな~と感じてしまう。

すっきりでもなく、すごい後味悪いわけでもなく、なんだろうなこの感じ。

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