あれ?この映画確か公開前にチェックしてたし、その後のアルマゲドンも見たけれど、これは見てなかったんだ、、ってことに気づく。
たまたま高校生が天文観察している時に見つけたよくわからない彗星。
しかし、何気なく天文学者がその進路をシュミレーションしたところ、地球直撃の可能性がっ!!
てなことで、パニックを恐れた政府はその事実を隠蔽して、対策、準備をすすめる。
しかし、別件のゴシップと勘違いしたマスコミにつつかれて、公開せねばならない自体に追い込まれる。。。。
後半の大統領の決断は、あくまでもアメリカ合衆国としての決議であり、多分日本での対応とは異なることになるんだろうなという気がしました。欧米の思考とでもいうんでしょうかね?時々ギャップを感じることはありますね。
この時期の映画は、やたらと世紀末天災ものが乱立してたと思う。
だいたいCGをふんだんに使って、スケールが大きく豪快な破壊場面などが売りであったが、この映画は比較的地味。
ただし、もどかしいような時間との戦いハラハラドキドキ感が演出されているように思う。
アポロ計画のパイロット役のロバート・デュヴァル、苦悩する大統領役のモーガン・フリーマンの渋い演技も光る。
外部で起こっていることより、内部で人間たちがどのように動き、どう反応するかに重点を置いたのは差別化が図れて良かったと思う。
最近天文学関連の本を読んだので、宇宙空間の映像などにも興味津々となった。
また、ヒーローが1人踏ん張って食い止めるのとは違い、また、為すすべもなく滅びを受け入れるわけでもなく、ぎりぎりまでトライ&エラーを繰り返しながら最後の決断に至るまでも現実味があってよかった。
山へ向かって津波から逃げる人々の映像は。。。3.11を思い起こさせるので、しばらく規制かかってたんじゃないかと思われるところもある。