もうすぐ映画がまた入れ替えの時期となるので、その前にもういっこぐらい話題作をみておこうと。
GOEMONか迷ったんだけど、「天使と悪魔」のほうを見にいってきました。
映画では一応ダ・ヴィンチ・コードの続編ということだったんですが、そっちを見ていなかったので、どうなのよ?(^^;)と思ったけれど。(原作は逆らしいね)
イルミナティ、コンクラーベ、スイス衛兵隊、教皇と侍従など、無信仰的な要素が強い日本人には聞きなれない言葉が多いのであるが、スリリングなスピード感のある展開にひきずりこまれていく。
カメラワークもいいですね!
正直なところ、あまり期待もせず見にいったので、予想以上におもしろかった。
最初の出だしがまずかなり衝撃的ですね。いやぁ、あそこにもっと深い意味があるのかと無駄に深読みしてしまいましたが(--;)意外と単純な理由だったヨ。。。
どうもこういう推理サスペンスのようなものは、最初のほうで「こいつはあやしいだろ?」とか無意識に犯人推理などしてしまうものですが、後半にそのへんを混乱させる仕掛けもあって「あれ?こっちじゃないの?」「あれ?もしやそっち?」みたいにちょっととまどわせるのもよかった。
最終的には、「ああ、、、、やっぱこいつか」でしたが(笑)
まあ、理数系に弱いので物理学的なところはさっぱりわからず、エネルギーの計算やらなんにゃらはさぱーりですが、画的には興味深い。
宗教がらみで、かなり政治的な暗黒面を描いているので反発も強いところもあるでしょうな。
あくまでもフィクションなわけですが、その人間臭さが妙にリアル感を受けるので。
本作はベルニーニの彫刻が重要なキーワードとなっているので、あちこちに登場する。
実際にはローマ市内でのロケは許可してもらえなかったようなので、スタジオなのかもしれない
が、こうした彫刻や古びた教会の内部などの情景も素晴らしい。
今度ダ・ヴィンチ・コードもDVDで見て、原作も読んでみるかな。
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