平日に相方の休みが取れたので、再び行ってきました「うなぎ湯の宿 琢琇」
かなり人気のお宿なので、土日はかなり前に予約しないととれないんですよ(^^;)日本秘湯を守る会の会員宿でもあります。
鳴子温泉郷のさらに奥にあり、泉質もまったく違います。中山平温泉といいます。その中でも雰囲気がぴかイチ!
女性限定ですが、チェックインするとまず、味気ない宿の名前入り浴衣ではなく、様々な可愛らしい柄の浴衣の中から自分で好きなものを選べます。
今回は涼しげなブルーの金魚柄を選択(寒い季節に何故w)湯上がり足袋靴下もついてきます。
日本秘湯を守る会から予約したので部屋はおまかせだったのですが、なんと、囲炉裡付きの風情溢れる素敵なお部屋に案内されました!
本来は一番安いコースだったので、このお部屋は格上げ。平日で空いてたのでサービスでしょうか♪洗面所もかわいかった。
「春駒の間」といい、パンフレットに載ってる有名な部屋だったらしい。
たくさんの浴槽が館内のあちこちに散らばっているのですが、まずは内風呂で体を洗い流す。
2Fの方は日帰り入浴も受け入れているので、チェックインすぐに入ったらちょうど掃除中とのことで1Fにある「長生の湯」へ。
ぬるぬるつるりんこの肌触りがうなぎの湯だっ!!
温度差で曇ってみえないけれど、元は外にある混浴庭園風露天風呂とつながっていました。
しかし、3.11の大震災で壊滅的な被害を受けて崩れてしまったということで、現在は混浴露天は閉鎖中。
鳴子、栗駒の方もだいぶ揺れの被害は受けていたようですからねえ。。
しっかり洗い流してゆっくり暖まったところで、ここの代表的な露天風呂「鶴亀の湯」へGO!(こちらは男女別)
[peg-image src=”https://lh3.googleusercontent.com/-Ke7e409RHos/V87EXxRjAJI/AAAAAAAAh1U/C0A13IRVm_ME8DEklJwUx_iCHGil4aqNwCCo/s144-o/0315_naruko_0081.JPG” href=”https://picasaweb.google.com/109425650485415836391/5773475465248066881#6327210439145095314″ caption=”中山平温泉 琢琇2013″ type=”image” alt=”0315_naruko_0081.JPG” image_size=”3648×2736″ ]南の方ではもう春が訪れてるといっても、こちらはまだ冬景色(笑)雪もみっしり分厚く積もっていて浴衣で移動するにはまだ寒い。
雪をかぶった山々を眺めながら階段を下ると入り口があります。
贅沢100%掛け流しの証明。「源泉湯宿を守る会」なんてのもあるんですねえ。
[peg-image src=”https://lh3.googleusercontent.com/-g-PyylF5Y_s/V87EX3JqjfI/AAAAAAAAh1U/-CEL-f_bjNUdyNlvM5ihys6SR2–DN_6wCCo/s144-o/0315_naruko_0078.JPG” href=”https://picasaweb.google.com/109425650485415836391/5773475465248066881#6327210440722648562″ caption=”中山平温泉 琢琇2013″ type=”image” alt=”0315_naruko_0078.JPG” image_size=”3648×2736″ ]全館掛け流しなんですが、なんとなくこの露天が一番うなぎ度が高い気もしてたんですが、やはり源泉が内風呂と違ってました。
PH9.4。
この非常に偏ったアルカリ性がきっと独特の肌触りを生み出してるんだろうな。
時間で男女入れ替わりますが、このどっしりした屋根がまたいい風情をだしています。平日の早い時間だったせいもあってか、貸し切り状態わっしょい!
やや緑がかってぬるぬるとろりとした、まるで美容液のような肌触りの湯は、女性に嬉しい「美肌」の効能最高点の湯でもあります。
皮膚の繊維を強くし、シワができるのを防ぐアンチエイジング効果。
シミが薄くなる美白効果。
不要な角質を溶かす乳化作用。など
「温泉検索どっとこむ」に詳しい泉質や効能がのっていました。
逆から眺めれば、秘湯を守る会の提灯と、雪よけようの笠なども吊るしてある。
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[peg-image src=”https://lh3.googleusercontent.com/-7WFNypgPLuk/V87EX014U7I/AAAAAAAAh1U/_MwBT06frRkLLLdnntt9biGmpmdUXN4BwCCo/s144-o/0315_naruko_0092.JPG” href=”https://picasaweb.google.com/109425650485415836391/5773475465248066881#6327210440102794162″ caption=”中山平温泉 琢琇2013″ type=”image” alt=”0315_naruko_0092.JPG” image_size=”3648×2736″ ]大きな一枚の石をくりぬいたような湯船です。今回どこもずっとお一人様で優雅だったなあ。
[peg-image src=”https://lh3.googleusercontent.com/-eO43HP2jq4c/V87EXxh2W2I/AAAAAAAAh1U/a-N8T9l_FJ4hQllQfHaJ4333LApTM1RmACCo/s144-o/0315_naruko_0085.JPG” href=”https://picasaweb.google.com/109425650485415836391/5773475465248066881#6327210439213472610″ caption=”中山平温泉 琢琇2013″ type=”image” alt=”0315_naruko_0085.JPG” image_size=”3648×2736″ ]気温差が激しく窓が曇っていたので最初行った時は気付かなかったのだけれど、館内図をみたら隣に樽風呂なるものがある!?
朝には男女入れ替わりになるということで、後にもう一度確認に来たら、窓だと思っていた一番手前はドアだったw
桶のぬくもりが優しい樽風呂であるが、泉質の影響もあって滑りやすいので要注意。一泊で全部入ろうとするから大変だw
夕食は特別なものは頼まなかったけれど、十分なボリューム。
焼き物、鍋物、揚げ物と食べきれないぐらい。移ってないけどご飯と汁物もありますから。。
また、事前に「一人刺身など生ものが苦手です」と備考欄に記しておいたら、ちゃんと考えて別メニューがでてきました。
こういう個別対応していただけるのもありがたい。
翌朝も、朝食前にまずひと風呂浴びる。朝はほぼ全部入れ替わってるのだけど、鶴亀のもう一つは六角形。
さすがに早朝は、風呂に飛び込むまでの道のりがかなり寒いぜええええええ。
朝食はシンプルながらもバランスのとれた和食。食後はロビーでモーニングコーヒーも振る舞われます。
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[peg-image src=”https://lh3.googleusercontent.com/-0L5yEqOY3y0/V87EX2eZA5I/AAAAAAAAh3U/zxraFODAb_gHiK91MFwWDRxwXIFUP5yrQCCo/s144-o/0316_naruko_0006.JPG” href=”https://picasaweb.google.com/109425650485415836391/5773475465248066881#6327210440541143954″ caption=”中山平温泉 琢琇2013″ type=”image” alt=”0316_naruko_0006.JPG” image_size=”3648×2736″ ]ぎりぎりまでぬるぬるつるりんを楽しみ、惜しみつつ笑顔で見送られて宿を後に。
琢琇のすぐ裏手には、「熱帯植物園」があって、来たらここに立ち寄るのも楽しみにしてたんですが、震災時に温熱供給システムは破壊されて熱帯植物は枯死。ビニールハウスも倒壊したということで現在は閉園。(;;)
失われた物は簡単には取り戻せない。だいぶ復旧したように見えても傷跡はまだまだ各地に残ってますね。