湯西川温泉 町散策

03 関東国内栃木県

湯西川温泉 平家本陣の続きで。3月26日。
2日目は時間が十分あり、明け方にはとりあえず雪もやんだので、朝食後周辺を散策することにしました。 まずは宿泊先の平家本陣のすぐ目の前にある「平家の里」へ。

おごれるものは久しからず。。。。と源平合戦に敗れた平家の人々は、全国各地に落ち延びてひっそりと隠れ住んだといいます。
だからあちこちに「平家落人の里」と言われるものはあるのだけれど、ここ湯西川は知名度が高いほうかな?

内部は民俗村となっていて、わらぶきの古民家が移築されており、中には農具や家具、古道具などが置いてあって、ひっそりとした暮らしを伺わせます。

昨日の雪が青空にまぶしく輝いてました。

母と出かけたのですが、それぞれの現在の興味にあわせて母は機織り機や農具などをじっくりみながら何やら俳句を書き付けたり、私は建具や壁、塀などをひたすら連写してたりで、それぞれ注目箇所が違うのがおもしろい。

中には小川も流れていて、暖かくなったら花や緑でのびやかな感じになるんだろうなあ。
何やらにおうぞ?と思ったら鹿園もありました。この気候じゃ鹿も寒そうね。

ゆっくりと時間をかけて平家の里をみた後は、川縁にでて散策。川にそって細い散策路があったので、おりて橋までいき、町中にでる。
お肉やさん?しかし、なんともマイナーなお肉ばかり置いてありますな(笑)ジビエジビエ。。。

小さな橋のたもと、目立たない場所に何かこっそり建物がっ!こんなとこに共同浴場があったのですねえ。

誰もいなそうだったので、ちょこっと覗いてみた。こじんまりとした石造りの浴槽があるけれど、浴槽も脱衣場もひとつでどうやら混浴のようだ!

まさかそんなとこに風呂があろうとは思ってなかったので、タオルを持ってこなかったよう(><)。次回は準備してお散歩しよう。

えー、とにかく春の服装しか持っていなかったので、雪模様の冬空は寒くてしかたない!

散策してるうちに手足がかじかんで凍えてしまったところに、とても惹かれる看板を発見!

しかも中の席はこたつではあーりませんか!
旅の記念にと母を引きずり込みました。

メニューは「湯豆腐」と「冷や奴」のみ(笑)

当然のごとく湯豆腐を選択。
たっぷりおねぎと様々な薬味に懐かしいおからのおかず。それにお漬け物までついてきました。

家族経営のようで、奥に住んでる模様でなんかアットホームです。
おばあちゃんが「おいしかったでしょ〜」と言ってくるのには笑えた。「おいしかったですか?」じゃあないんです。はい、おいしかったですが(笑)

豆腐屋さんをでて、ふと橋を振り返ると、ここにも露天風呂が!
「足湯ですか?」と聞くと「いえ、そこで服脱いで実際に入浴してる人もいますよ〜」とのこと。

うーんさすがにここまでオープンなところには入れない(^^;)周囲から丸見えですな。 ちなみにこの川の周辺も平家落人の里の名残だそうで、わらぶき屋根が軒をつらねています。

十分堪能したところでお宿に帰って露天風呂へと言ったのですが、この後また雪が降ってきて吹雪となる。 午後から出かけた人は災難ですな。
早めに出発していい時間にみてまわれたのはラッキーでした。

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