今頃ですが、ようやく見てこられました「チェ 39歳 別れの手紙」。
なんせ、ようやく本を2冊読み終えて、さあいこう!と思ったら、一般劇場公開がおわっちゃってたというまぬけぶりで(汗)
こうなったら、小さめの劇場に流れるのを待つしか無いということで、行かれそうな場所にある劇場と予定をチェックしていました。
で、行ってきたのが池袋にある「新文芸坐」。結構マニアックな映画とかアダルティな映画などを公開してるとこですね(^^;)。
6/14(日)~6/17(水)というめっちゃ短期間ですが、同日に「28歳の革命」と「別れの手紙」をかわりばんこに時間をずらして公開してるので、両方みてないよ!と言う人はこもるのにもいいかもしれない(笑)明日までだけど。。。
これ見逃すと、東京地区では今のところ高田馬場にある「早稲田松竹」で7/25から多分また超短期間上映がみつかるぐらいかな。。。
とりあえず、ここはおやじ人口がめっさ高かった!(爆)
普通トイレに順番待ちで列を作るのは女性が多いのだけど、ここは男性が長蛇の列となってました。
で、ちょっと驚いたのが、普通は上演開始時に予告編とか他の映画の宣伝を流すものだけど、いきなり本編が始まった。心の準備ができてなかったよ。。。
日記も読んだせいで流れがわかったのだけれど、やはりこの映画はとても断片的なところがあるので、予備知識がないとわかりにくいかもしれない。多分1作目よりも難しいと思う。
実際にはどんどん状況的に追いつめられて、仲間内でも不信感がつのっていったりするんだけれど、映画ではそれほど切迫した感じはうけなかった。
どちらかというと、チェの人となりについての部分をクローズアップした感じかな。
でも、村の子どもの目ん玉からとげを抜き取る場面は、ダリの映画「アンダルシアの犬」を思い起こすような場面でアタタタタタ。。。と妙な感情移入をしてしまいます。(ーー;)
あと、チェのぜんそくの発作がすごくリアルで、こっちまでかなり息苦しくなってしまいました。
なんでこんなに苦しい思いで見なくてはならんのかと(←妙なとこにばかり感情移入しすぎだよと)
彼はあまりにも優しく、あまりにも人を信用しすぎる。。。。人はみんなそうではないからこそ惹かれるのだろうが。
そして自分にはとてつもなく厳しい人。
最後の方に、とっても心にずどーんと響く一言がありました。
見てない方のためのお楽しみということで。
もう、両方セットになったDVDのパックもでてるし(笑)
劇場ではもはや見る余裕がないと言う方は是非こちらでも。
ただの戦場映画ではありません。とてつもない愛と勇気をもった一人の男の物語です。