今回は上野で「氷河期展」を見に行ったついでに、字幕で観たかったので、ちょうど時間が合ったためまだ導入が少ない「轟音シアター」で観賞してきました。
先日見た「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」からさらに5年後の話となる。
まあ、、、、毎度似たような設定ですが、遺伝子研究の製薬会社の新薬開発のために、現在立ち入り禁止区域となっている恐竜たちの楽園のとある熱帯の島に潜入して、DNAを集めてくるという極秘調査にたずさわる話。
前回の大集合とは逆に配役は一新されてますね。
前作では人々の暮らすところに交じっていた恐竜たちであったが、気候や環境が大幅に違うので、だんだんと淘汰されて、あるいは密猟によってすでにだいぶ棲息地域が絞られ、主に赤道直下のとある島がまた立ち入り禁止の自然保護区みたくなってるようだ。
そして今回の最大の目的となる陸、海、空の3大恐竜たち。
海からは迫力のある海の王者モササウルス、空からは巨大翼竜ケツァルコアトルス、陸では最大のティタノサウルス。
今回は力をいれてるようでユニバーサル・ピクチャーズ公式チャンネルに多数のプロモ動画があがってます。
で、今回は極秘調査のプロチームと、家族でのんびりヨットで大西洋横断してたデルガド一家という一般人の家族の物語が、交差したり離れたりしながら2部の側面から展開される。
クジラのごとく大海原を悠々と泳ぎジャンプするモササウルス。もはやジョーズの世界。
ものすごいスピードで水中を移動し追跡してくるスピノサウルスたち(魚食じゃなかった?)。誰もが大好き恐怖の対象T-REX。
断崖絶壁を巣とし、強靭な爪でよじ登っていくケツさん。
しかし個人的には雄大な自然環境の中で、ゆったりと優しく寄り添うティタノサウルスのシーンがとても幻想的で素敵だった。ああいうのが見たいのだ!!
今回のマスコット恐竜は、ちっちゃなアクイロプスですな。トリケラなどと同じような角竜類恐竜で、つぶらな瞳がキュート。もうぬいぐるみやらおもちゃやら出てますな。。
ただな。。。D-REXはもはや恐竜ではないぞ(ーー;)
なんかもうエイリアンよなー。違う映画だよなーっと複雑な気分。
ジュラシックパークシリーズを愛する人々は恐竜を愛する人々で、純粋に太古に失われた彼らが悠々と大地を闊歩し海を駆け巡るロマンに浸りたいんじゃないかな。
CGの技術はどんどん進んでいるので、よりリアルにスムーズに、まるで本当に生きているかのように動く姿を拝めるのは、非常にうれしいことです。
本当はアクション的なエンタメ性の展開よりも、ずっと恐竜たちが動き回る姿だけを長く見ていたいと願うのでした(笑)だからNHKの特集とかは好き。