爽快アクションアドベンチャー。
ギリシア神話に登場する、ゼウスの子の1人で半神半人の英雄。
ヘラクレスはペルセウス(メドゥーサ退治で有名)の血を引いている。しかしペルセウスの父親もゼウスなのでどういう関係になるんだ?
ま、どちらも人間の美女騙して強引に孕ませたようなもんですが。。(--;)コノ エロオヤジ
これまた毎度のことながら、ゼウスが余計なことばかりして、嫉妬深いゼウスの妻のヘラに半端ない嫌がらせされる羽目になるのだが、とにかくヘラクレスは幼少のころから強い!
その結果アポロンの神託により「12の功業」と呼ばれる無理難題を押し付けられるはめとなる。
いろいろあるが、特に有名なところをあげれば
ネメアの獅子退治(ヘラクレスの被ってるライオンがこれ)→しし座になる
レルネーのヒュドラ退治→うみへび座となる。加勢した蟹座もおまけに。
エリュマントスの大猪の生け捕り。プロメテウス解放の話と繋がり、ケンタウロスのケイローンが射手座になる。
地獄の番犬ケルベロスの生け捕り。等々
このあたりが確か映像化されてたような気がする。
。。。とはいえ、この映画は神話の伝説をやるのではなく、ヘラクレスをモチーフとしたアメリカン・コミックを原作としている。
超人的な戦闘センスを持つが、どこの馬の骨ともしれぬストリートチルドレンから成り上がった人間の傭兵という設定。
その強さゆえに、ゼウスの子という触れ込みで甥っ子が伝説を作り上げ?話を盛って噂を広めたのが「12の功業」の事実とか。
そんな日々の中、トラキアに雇われ寄せ集めの農兵を短期間で鍛えて戦いに参戦することになった。
が、
最初の肉弾戦。
いきなり乱戦。
作戦通じず死者累々。
何故かレンジャーが近接戦に突っ込んで弓で殴ってるし(´д`)武器の使い方おかしい。
しかし1度本物の戦闘を経験し、装備も一新した弱小軍団は、本腰を入れて訓練をし直して生まれ変わるのだぁ!
しかし、実は、、、という落とし穴があったのだ。
ここからどんでん返しのストーリーが始まり、ヘラクレスを悩ませ続けてきた妻子惨殺時の悪夢の秘密も暴かれる。
神とは関係ない怪力の普通の人間、、、のはずがこれまた人間ではありえないような場面もでてくるw。
とにかく怪力がものすごく、バッタバッタと敵を倒していくスピード感を楽しむ映画なんだろう。
最後、エンドロールの中で神話で語られていた内容が、アメコミ画像で実際はこうだったんだよ的なネタっぽく出てくるのでお見逃しなく。
やっぱり個人的には人間対人間の戦争と謀略よりも、最初の神話部分の描写の方がおもしろかったな。