タイタンの逆襲

Fantasy

「タイタンの戦い」は映画館で見たのだけれど、そういや続編のこの「タイタンの逆襲」の方は見てなかったなと。

そういやゼウス役のリーアム・ニーソンは、『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』のクワイ=ガンだったね。
「シンドラーのリスト」のシンドラーとか、「レ・ミゼラブル」のジャン・バルジャンとか有名どころの主役張ってたのになんで気づかなかったかな(ーー;)

ハデスの方が癖が強くて目がいっちゃったせいもあるが、ちなみにこのレイフ・ファインズはハリポタのヴォルデモートw(顔わかんないからさ。。。)

ギリシア神話の世界を描く、人間と神々の戦いの壮大なファンタジー。。。。なのであるが、やはりあまり神々が神々に見えず、神話の世界観は感じられない。

なんというか結構神々が精神的にも肉体的にも脆く見える。
その代わりに半神ペルセウスは驚異的な強さを誇り、どれだけ痛めつけられても全く死ぬ気がしない。
また他の主要なキャラも同じく不屈の強さを持つが、「その他大勢の兵士たち」は非常に脆いという、なんともわかりやすいはっきりした設定だ(笑)

まあカシオペアの娘アンドロメダがペルセウスと結びついて、、、というあたりは星座としてもなじみ深いので、その辺のつながりを知ってるとある意味なんとなく面白さも増す。

今回はゼウスとヘラのいわゆる純血種の息子なのにちょっとヘタレな戦神アレスが深く関わってくる。
ギリシア神話では軍神と言われる神々はマルス、アテナなどもいるが、アレスの評判は良くないよね(^^;)

しかし、ヘパイストスのメイズは良かったな。入り口からなかなか期待させる仕組みでもうちょっと内部に工夫があるとさらに良かった。

あと、どちらかというとギリシア神話と言うより北欧神話ベースの「ニーベルングの指環」に寄せてるような感じがした。神々の黄昏がテーマになってる???

設定的には結構面白い分野なんだけど、なんか娯楽性に偏りすぎて入り込めないところがあるんだよなあ。
神話の世界という荘厳なムードが見事にない!
ギリシア神話って日本神話とも似た部分が多々あるので、神々の立場が面白いのだけどな。

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