那須塩原温泉の奥の方にある、全室離れの露天風呂付きという大人の隠れ家的お宿。
大人だから、、、大人だから、、、プチ贅沢をば。
エントランスロビーが共同のくつろぎ場となっており、コーヒー、紅茶、ジュース、棒アイスなどが何時でも飲み放題食べ放題。
到着後17時まではビールとスパークリングワインも自由に飲める。
ウェルカムドリンクもスパークリングワイン、ビール、ハーブティーなど選べて、スイーツに卵を使わないクッキーと豆腐のババロアを頂いた。
今回のお部屋は和洋室。
冬場なのでこたつとソファもあり、マッサージチェアもついてました。エアコンと空気清浄機も完備。
女性は選べる柄浴衣もありますが、部屋にはもっと楽ちんな作務衣上下セットもついてました。
すぐ脇がセミダブルのベッドルームでのびのび何時でも寝転がれます。高さや硬さを好みで変えられる枕でした。
コンセントも居間からベッドルームまで結構な数ついているので携帯やタブレットの充電などにも困らない。
またWifiも部屋でしっかり電波の強いネット環境が整ってました。
ロビーに行けばコーヒー、お茶、ジュースなどいろいろありますが、奥の方の部屋だと部屋を出て廊下を伝っていくのがめんどくさいこともある。
大丈夫、お部屋にもしっかりエスプレッソサーバーとお茶セット、冷蔵庫には水なども入ってました。
電子レンジまでついてます。
アメニティもかなりの充実度です。
男女別に化粧水や乳液などの基礎化粧系ももらえるし、ドライヤーにボディタオルや足袋靴下、ヘアゴムや髭剃りや歯ブラシ綿棒コットン等一通りそろってました。
縁側もある部屋付きの小庭では、喫煙者も部屋から離れずタバコが吸える今どき珍しいタイプ。
基本ご飯の時以外は部屋から一歩も出ずに完結できるのはいいですね。
さて待望の部屋付き風呂はというと、庭に面した屋根のある半露天タイプでした。
二人並んで余裕なぐらいの大きさで、ややとろみのある柔らかい肌触りの透明なお湯。
美肌効果が期待できるメタケイ酸が多く含まれる、弱アルカリ単純泉 低張性弱アルカリ性泉 ナトリウム 塩化物炭酸水素塩泉だそうな。
ロビー近くには2つの大浴場があり、時間で男女入れ替えで楽しめます。(詳しくは公式WEBで↑)
120cmの深さがある立湯や寝湯、川沿いの風景が楽しめる大きな浴槽など、とりあえず一度は入りに行ってあとはお部屋でゆったり過ごしました。
お部屋にはバスローブまでついていたので、風呂上りはさっと羽織って庭で涼むというプチリッチな気分が味わえます。
さらに希望者には有料で岩盤浴やサウナの貸切風呂もあり。
夕食は敷地内のダイニングにて、部屋ごとに個室が準備されています。
お椀やお皿など器の一つ一つまで心配りされていて、料理との相性が素敵で目でも楽しめる。
途中でなんかすごいもの出てきた(笑)
真っ白の煙もうもうで何が入ってるかみえないぞっと。
まるで昔のドライアイスを焚きすぎて歌手が全然見えない歌謡ショーのようですが、こういう演出も楽しいですね。
結構なボリュームがあったので、案の定ご飯にたどり着く前に満腹パンパンになりましたがデザートまでしっかりいただきました。
さらに夜食にと手作り「ちまき」まで持たされましたよ。
夕食後はロビーの焚き火暖炉にて焼きマシュマロも振る舞われる。
薄暗いところでゆらゆら炎を眺めている時間も極上の癒しですよね。外でのキャンプは寒いけど、ここなら薄着でも安心。
うっかり炎に近づけすぎると一瞬で燃え上がって炭化してしまうし、しっかりピックに刺さないと途中で落としてしまう。
わーわー言いながら好みの焼き加減にするのもまた楽しい体験になります。
この夕食後にも就寝タイムまで、ロビーでは寝酒が味わえます。
朝ご飯はちょこっとずつで種類がたくさん。ひとつひとつに手間がかかっているのがうかがえる。
お釜で炊いたほくほくご飯もたっぷりで、こういうの好きですね~。
私にはやや味付けが濃いかな~というのを除けば、環境も設備もサービスも接客教育も非常によく行き届いたワンランク上の良いお宿だと思います。