夏休みに合わせるように、現在仙台市科学館で開催されている特別展が「絶滅ホニュウ類ワールド~恐竜にかわる地球の支配者たち~」
恐竜とか古代生物とか大好きですから(笑)
それでなくとも夏休みと言えば、全国で恐竜関係の展示は多いですよねぇ。今年も盛り上がってるようですね。
こちらは大型爬虫類の恐竜が滅んで、我々人間の祖先たる哺乳類が台頭して、環境に合わせて進化して行く様子を展示してるわけですが、なかなかおもしろい。
まずは「恐竜絶滅の時代」
なんかE.Tみたいだ。。。リストロサウルスはまだ爬虫類の形態であるが、そのなかでも哺乳類に近いものらしい。
南極、アフリカ、中国等、かなり広範囲にわたって棲息していた跡があることから、大陸移動説を裏付けるにも貴重な生物だね。
哺乳類らしくなってきました~~。哺乳類の祖先といえば、だいたいこんなネズミのような動物がでてきますが、カモノハシなどは古代から、ほとんどかわらない姿で存在してたのが驚きです!
カスモサウルスの骨格。あまりなじみがない名前だけれど、トリケラトプスのお仲間だね♪
そして、案内の方が待ち受けていた、ゾウの先祖コーナー。「センダイゾウ」です!
おお~~この付近にもマンモスっぽいのがいたんですね~。常設展の方に等身大模型らしきものもあるんだが、とにかくすごいでっかい。
さらに、牙は長いけれど現在のインドソウにも似たようなこちらも仙台付近にいたんだ!
ゾウと言えば、上あご鼻のしたあたりに牙があるものだが、なんと、下あごから牙が生えている種類もいたようだ。想像すると、なんか不思議。
大昔のナマケモノ。これがいまも動物園でみるナマケモノと比べると、あふぉみたいにどでかい。右にかたまっているのがサーベルタイガーなんですが、それと比べても。。。
サーベルタイガー自体が、現存の虎よりひとまわりでかいのですが
こうなると、もうナマケモノが怪獣のようです。なんでそんなに巨大なんだ(ーー;) ヒグマなどでもばっさり一打ちでやられそう。。
最終的な氷河期時代の化石の宝庫と言われる、アメリカのロス市内にあるランチョ・ラ・ブレア付近には、天然タールの底なし沼なども存在していたらしい。
そして、こちらも仙台付近海辺に棲息していたという「パレオパラドキシア」
これに肉付けすると。。。
うわっは、でましたブチャイク!
カバ+トド、セイウチみたいな顔つきだが、体格がなんかちょっとおかしいな。
古代の仙台の海はこんな雰囲気?
お、ジュゴンか?と思ったら、
う~む、やっぱりあまり進化してないような。。もはや環境に最適な形に、早くから完成していたということか。
うちにいる古代魚のポリプテルスも、まさに古生代とそっくりな姿なのだが、一般的な魚より頑丈で悪環境にも強い(ーー;)。
機能的に進化した結果、ちょっとした変化にも弱くなった面もあるんだろうね。
なんにせよ、やっぱり古代に思いを馳せるのはロマンがあっておもしろいね~~。