宮城:作並温泉 ゆづくしの宿 一の坊

! 温泉02 東北国内宮城県

仙台にいる間に東北地方の温泉を堪能しておこうと思って、前から行ってみたいと思っていた「作並温泉 ゆづくしの宿 一の坊」に宿泊できる機会があったので行ってみました。

作並温泉は仙台から1時間弱ぐらいで気軽にいかれる比較的小さな温泉地でもうひとつ付近で有名な秋保温泉郷のさらに奥にあります。

さて、この「一の坊」なんですが、人気が高くてなかなか日程が合うときに予約がとれません。2ヶ月先まで土日は埋まってたりします(−−;)。
一応日帰り入浴もできるのですが、土日は予約しないと日帰り入浴さえもできません。(そうやってなかなかお風呂も覗けなかった)
そんな人気があるのはなぜなのか気になるじゃありませんか!

お部屋のグレードもピンキリでお値段もそれなりに幅があります。露天風呂つきのお部屋もあります。
囲炉裏つきのお部屋もあります。
ようやく予約がとれたお部屋は「温泉倶楽部 じゆう館」というお部屋でした。

ベッドは低めの和洋の間をとったような雰囲気なんですが、妙にしっくりとしていて落ち着いた感じ。
非常にセンスがいいです。
間接照明が柔らかな空間を演出していて気持ちが和みます。

窓際には藤製のソファーがおかれていて、障子をあけると目に緑が飛び込んできます。涼やかな風がまた心地よく、とても静かです。
そして。。。
なんともかわいらしい小さな書斎のような空間が。

アンティーク文机の上にさがるぼんぼりのような照明。そこには習字セットや俳句帳、スケッチブックと画材などが置かれていて自由に使えるようになっています。

この雰囲気だとついつい何かしたくなってしまうじゃありませんかw
相方は俳句帳を手に取り、私はスケッチブックを手に窓際へ。なんとも優雅な時間です。
私は堅苦しいのが苦手で、ちょいちょい部屋に人がくるのを好まない方なんですが、こちらはありがたくも必要最小限しか訪れないようにしています。

うれしいこころづかいとしては、まず鍵が2つあること。
これでお風呂をあがる時間を気にしなくてすみますね。
そして、かわいい藤製のバッグにはいった「おふろせっと」がお部屋についてます。これにタオルやらハブラシやら着替えやらをつめこんでもって歩けます。

コーヒー・紅茶・緑茶なども備え付けてあるので、ソファに座ってゆっくりお茶を楽しむこともできます。

また、最初に訪れたときに入り口でお茶とお饅頭を振舞われて設備の説明などを受けます。

チェックインは14:00、チェックアウトは12:00とチェックアウトの時間が遅いので、帰る日までゆったりできるところもうれしい。

気になるお風呂ですが、一の坊は3つの異なる源泉をもっており、立ち湯・河原の湯・清流の湯・眺望の湯それによもぎ蒸し風呂からなる「広瀬川源流露天風呂」と「鹿覗きの寝湯露天風呂」という小さめの露天風呂があり、もちろん別に内湯もあります。
こちらも広々としていて、頭をもたせかけられる木枕が設置されています。(人が多くてお風呂の写真は無理。。)

露天は時間により男女入れ替えとなるため、宿泊すればどちらも楽しめます。42度前後とやや熱め。

基本的には食事なしプランで、館内にいくつかある食事処で自由にとるようになっていますが、特別料理や込み合うときには店ごとに予約が必要になります。宿を予約するときにこちらも予約可能。

うちらは広瀬川源流露天風呂のすぐ前にあった「大根茶屋」で、懐かしい味がするふろふき大根とおしんこをつまみながらお酒をちびちびやって、お茶漬けでしめました。
おいしかった。。。

仰々しさやきらびやかさはないけれど、ほっとする空間とおいしいお料理、いいお風呂、、、
とてもいい温泉です。非常に気に入りました。
人気なわけが行ってみてようくわかったよ。

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