道中見聞録:旅の記録や美術館、博物館、地域のイベント

福島:いわき 吉野谷鉱泉

! 温泉02 東北福島県

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いわきといえばスパリゾートハワイアンズ。
だが、ひっそりとこんな不思議なお宿もあるのですよ。正確には温泉ではなく「鉱泉」で、いまだに薪で焚いているという。

しかも、本当にこんなところにあるのか?とナビを疑っちゃうような、普通の住宅街の中にある。
そう、周囲は普通にスーパーや学校が立ち並ぶ街なのに、ここだけなぜか別世界が口を開けている。

建物自体はかなり古びた感じの田舎の祖父母の家といった佇まい。

だが、庭の中に、というか母屋の一部が学習塾になっているようだ。
鉱泉+ゼミナールの世にも不思議なカップリング。

内部も昭和初期の下宿といった感じ。各部屋に鍵などもなく、長い廊下に障子がずらりと並んでいる。

ガスボンベ式のコンロに、誰のかわからない食器の詰まった棚。
つまり、元々湯治用宿なんでしょうね。
ちなみに朝晩食事もなく素泊まりのみでした。ある程度食事ができるところまで離れているので車で来た方が良い。

あちこちに布巾などが干してあって、タイムスリップして現代じゃないところへ飛んできてしまったような感覚だ。
多分こういうのが好きな人にはたまらないだろう。

お部屋は布団だけで埋まりますw。扉開けた直下にかろうじてこたつに足を突っ込める。
荷物を置く棚も非常に簡素で手作りぽいですな。
田舎のジッチャバッチャの家行って、家出た息子が昔使っていた部屋に泊めてもらったという感じ?

お風呂は決して広くはありません。二人膝を抱えてならべるほどの浴槽。
どうやら奥に見える扉の中が薪焚き人さんの小部屋のようです。

源泉も2種類あるんだね。
水を薪でわざわざ温めているのですから、24時間入れるわけではありません。指定された1−2時間ぐらいかな?
頭や体を洗う場合は、隣の使っていない風呂場のほうでよく洗い流して戻ってくる仕組み。
床がタイルで滑りやすいから、後から来た人が滑ると危ないからだそうな。

ちなみにこの鉱泉は飲んでも体に良いらしい。ちょっと渋みを感じたけど。

レトロな雰囲気が好きな方は行ってみたら良いんじゃないかな。

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