GoTo 新潟 瓢湖の白鳥

05 甲信越国内新潟県

同じく阿賀野市内にある瓢湖水きん公園は、冬にかなりの数の白鳥が飛来するラムサール条約登録地。
過去にいろいろな沼や湿地も見てきたので、どのくらい見れるかな?と思っていたが、予想をはるかに上回るとんでもない野鳥パラダイスでした!!

まずは瓦ロードから宿にチェックインするまえに、午後かなり遅くだけど白鳥おじさん登場の時間があるということで覗きに行ってみた。
船べりに鴨などが休んでいる情景は他でも見かけますね。

んが、ちょと待てなんだこの水鳥の数の多さは。。。

桟橋部分にもみっちりと

えええ?何この通勤ラッシュの山手線状態

白鳥は早朝飛び立って日没時に瓢湖に帰ってくるらしいので、日中はそんなに数はいないようだ。

しかし小雨交じりに晴れ間という微妙な天気が幸いして、奇跡的に大きな虹がかかった!
こんなにはっきり色が出て、大きなしかも二重虹なんてめったに見れるもんじゃない。

しっかし白鳥は抜いてもこの水鳥の多さは異様だぞ。身動きもままならない状態やんか。

白鳥さんも狭くてきつそう(^^;)

間違い探しのすごいごちゃごちゃしたやつを見せられてるようで、見てるとなんかカワイイを通り越して気色悪くなってくるw

いったい何種類いるんだろうと種類別に撮影して後で調べようと思ったけど、まあ数の多さとひっきりなしに動き回ることから目で追ってると頭がおかしくなりそうだったので断念。

屋根の上には雀たちもどんどん集まってきました。

そして、白鳥おじさんの登場と共に、カオスの坩堝と化す!

次から次へと隙間のほぼない地面に水面から飛び立ってくるやつら

水面を行き来する野鳥たちも、種類は違っても一斉に大きなイワシの群れのような流れとなって湖に渦巻き見てると酔いそうだ。

この迫力は写真だけでは伝わらないだろう。ほんとこんな状態見たことがない!ので動画もどうぞ。

そして、この時期日没頃は真っ暗になるので、白鳥を見たかったら早朝日の出に合わせていくしかない!
今回宿泊したのは瓢湖から車で10分くらいの五頭温泉郷の出湯温泉なので、早起きして朝食前に瓢湖に来ました。

うっかり望遠系のレンズは持ってこなかったので微妙なズームのみ(--;)周囲は立派な超望遠の一眼レフ構えた人が多いですね。。。さすがに。

しかし周囲はまだ薄暗く、想像以上に飛行速度が速かったためブレまくりですが、やはり前日の昼間と違って白鳥の数がかなり多い。

飛び立つ前はこんな風に水面を超高速でばしゃばしゃと滑るように突き進みます。
まるでボートが通った後のような軌跡ができますな。

出発に際しては、まずグループ内の意思統一が大切とか。
こんな風に鳴きかわしながら首を上下にくねくねとうなづくように振り上げたり下げたりします。

うまくいかないとこの状態からいったん解除してしばらく自由気ままに過ごしたり、いざ!と飛び立ったものの後続がもたついて飛んだのに着水してしまうことも。
結構この発進失敗してるグループもあって、見ていてとてもおもしろく、いつまでも見てられるやつ。

鴨たちはまだ眠っているのが多く、それほどバタついた感じはない。鳴き声はうるさいけどw
時間と共にどんどん飛び立つ数は増え続けていきます。

山の方に向かっていくグループも

首が長いので、飛ぶ姿も凛としていて美しいですなあ

結構低空飛行で、頭上かなり近いところを飛ぶグループもいて迫力があります。

どこまでが一つのグループか見分けがつきにくい大編隊になることも

太陽が山の端に登る頃には、右も左も前も後ろもあらゆるところで飛び立っていくので、もうどこを見たら良いかわからないピークに

隊列もいろいろな形状がありますな

猛禽類っぽいのもやってきました。これはオオタカかな?
あーやっぱ望遠欲しかったな〜〜

白鳥たちが頭上を通過する時にはブンブンブン、、、という風を切る羽音がはっきり聞こえます。

これだけ早朝に一気に飛び去ってしまったら、そりゃ昼間はほとんどいなくなるわけだ(^^;)

いやあ、全部飛び立つまで見ていたかったけど、旅館の朝ご飯の時間ぎりぎりになってきたので名残惜しくも別れを

夜明けの瓢湖の風景と飛び立つ白鳥たちの動画はこちら

いや〜〜〜、予想をはるかに超えてすごいとこだった。
それなのにGoToで有名観光地が大混雑してるのとはうらはらに、人少なっ!かなりまばらでしたよ。
瓦ロードといい、瓢湖といい、静かな温泉ちくといい、阿賀野はなかなか魅力的なところですよ!
まだ新潟旅は続くのだけれど、結局一番よかったのは間違いなく阿賀野でした。

タイトルとURLをコピーしました