出雲:稲佐の浜の夕焼けと日御碕

08 中国国内島根県

出雲大社を満喫して、そのまま海の方へ向かい稲佐の浜に行ってみた。
国譲り神話の舞台ですからここもはずせない!神無月の時に全国の神々が上陸する場所ともいわれていますしね。
浜沿いの小さな駐車スペースの前には、その模様を描くような板絵がありました。

日本海側は夕日が海に沈むはずなので、日没に来れたらきれいだろうなあと思いつつ。
午後遅めだったけど、まだ明るく人は2-3組と少なかったです。

とはいえ、もう4時も近かったので、ぎりぎりの時間になりそうな日御碕神社へGo。
朱塗りの建築が美しい、天照大神と素盞嗚尊の姉弟それぞれの宮がある神社です。

日御碕に向かう途中の道路に、上から境内を見渡せるポイントがあるのでお見逃しなく。
上から見ると、結構広いんだなとよくわかる。

神社からいったん上の道路に戻って日御碕灯台へ。
石積みの灯台としては東洋一の高さだそうで、真っ白な姿が青空にそびえたってました。

岬の周りは海沿いに散策できる遊歩道。足がくたくただったけど、せっかくなので根性入れて歩く。
リアス式の入り組んだ入江なんだが、岩場は柱状節理と呼ばれる柱がたくさん連なったような特殊な形状をしていた。

ウミネコの繁殖地となっている「経島」
日御碕神社の天照大神は最初はここに祀られていたのが移されたとか。
離れていますがここも神社の神域となっており一般立ち入り禁止です。

遮るもののない海沿いの崖の上だから風は強く、また一日中汗みどろになった肌に心地よい。
出雲松島と呼ばれる小島の群島もあった。

ここも夕日の絶景ポイントらしいが、日没が19:30頃と遅いので、とりあえず宿にチェックインしなければ。

この日の夜は出雲市内のビジネスホテルだったので、夕飯時間とかも関係ないし、出雲大社までも20~30分で行かれるからチェックイン後に稲佐の浜の夕日とか見たかったら行かれるけど。。。
という申し出に飛びつきましたよ!そりゃあ行きたいに決まってるじゃありませんかあああああ!

曇りや雨が続いていたはずだが、奇跡的にもこの日の夕日指数は100。
翌日以降は50%とか30%とかなのにこの日だけは100。
この日しかここにいないのに100。
呼ばれてるとしか言いようがないじゃないかっ!

夕日指数|出雲観光ガイド【出雲観光協会公式ホームページ】
日本海に映える夕日が見える度合いを指数として表現しています。指数は、様々な気象条件や地形的特性を考慮し、夕日が見える時間...

昼間訪れたときは人がほぼいなかったが、さすがにこの夕日は逃せないとみんな思ったのか、カメラを構えた人たちがたくさん集まってきた。
日が落ちるぎりぎりまで砂浜で地元の高校のビーチバレー部が練習に励んでおり、最後に海に飛び込んでいった(笑)青春だねぃ~~。

思ったよりも夕方の地平線近くに雲が厚くなってきたので危惧したが、しっかりと沈んでいく夕日が見れました。
もちろんここまでもきれいなのだ。が!
ここで満足して帰っていく人もいるが本番はここからなのだ!果たしてきれいに空が焼けるか?

ほうら始まった!厚めの雲が良い感じにバラエティにとんだ色の変化とコントラストを生み出して絶景かな。

自然の織り成すイリュージョン。ああ眼福かな眼福かな。これほど素晴らしいものがみられるとは。。

いやもう時間を忘れて見入っちゃいましたよ。言葉を失うほどの美しさです。

この後、空腹もピークになったので、仙台時代によくお世話になった丸源ラーメンで肉そばを食べてホテルへ。

ビジネスといってもユニットバスでは疲れをいやせないので、天然温泉つきのドーミーインです。
手足を伸ばして一日の汗を流し、ストンと眠りにつきました。
次は松江方面へ向かいます。

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