湯野上温泉からの帰り道、白河にある小峰城も見に行ったことがなかったので寄っていこうと。
東日本大震災により結構石垣が崩れてしまい、いまだに修復工事が続いてます。
城内の石垣はよく見ると、ところどころ積み方が全然違うので、「石垣の展覧会場じゃぁ~~!」ということでも有名らしい。
これも画面左端の方は斜めに積んであるのに、そこから少しいくと平面に積んである。
時代が違うのか、作業した組?が違うのか、後から伸ばしたのか、どうしてまったく違う積み方のものが融合されてきれいに並んでるのか頭をひねることばかりである。
石の色も場所によって全然違う。苔の生え方も違うので年代が違うのだろうが、両側付け足しというのも不思議な話でどう発展していったのか気になるよね。
復元された城ということで、味気ない鉄筋みたいのをイメージしていたが、いやはやなかなか美しいではないですかっ!
天守閣ではなくて櫓(物見や武器庫、守備などに使用)と門なのでこじんまりとはしているけど、白と黒のツートーンが際立っている。
と、いうのも味気ない俄作りどころか、江戸時代の絵図に基づき忠実に再現された木造建築だったんですな!
最初に城を構えて付近を治めたのは結城氏らしいが、1300年代当時は近代的な城の形にはなっていなかっただろう。
1632年に丹羽長重が普請して完成させたらしい。
この地ではこの城に殿様と言えば松平定信がスタンダードな感覚のようだ。
かなりの費用がかかったに違いない。管理費だってかかるだろうし、石垣修復でさらにとんでもないことになってるはずなのに、駐車場も入場も基本無料。
入り口近くに寄付ボックスがあるので、せめて気持ち協力しましょう。
戊辰戦争の激戦地、稲荷山から切り出された木材を使用しているとのことで、当時打ち込まれた鉄砲の跡が随所に生々しく残っているのが確認できます。
柱にも。。。。
床にも。。。。あちこち見渡せば多数あるのが見つけられますよ。
そして昔の通りに作っているため、階段がめちゃ急です。特に下りが怖い。
管理保存の為「2層3層へは5人ずつくらい」と張り紙があり、脱いだスリッパの数でわかると思うのですが(3人目だったので上がった)、、、、、
後ろから8人くらいどやどやと上ってきたのにはちょっとびっくりした(--;)床抜けても文句言えんぞ。
おなじみの石落としに~~~
鉄砲などで狙い撃ちにするための狭間
気になったのは、梁や柱などが鎌倉彫のように鑿で削ったようになっているところがちょこちょこあった
戊辰戦争で大半焼失してしまったが、こうして本格的に復元されて当時の面影をよみがえらせることができたのは誠に素晴らしいことだ。
櫓の手前には、城の大改修時に運悪く人柱にされて埋められた、作事奉行の娘を弔って桜の木が植えられたという「おとめ桜」の悲しい伝説が残っている。
この後、周辺は何度も来てるのにまだ行ったことがなかった「白河関跡」へ。
現在は石碑が建つのみ。
ただし周辺は整備されて遊歩道になっており、神社もあるのでお参りしながらぶらぶら散歩。
発掘調査して、白河関がここにあったんじゃないかという結論をだすまでの経緯が書かれた看板などもあったが、その前に松平定信さんが「ここじゃ!」と言っていたのか。。
入り口の狛犬は比較的新しく獅子っぽかったが、神社前の古い一組が摩耗して苔に覆われいい味を出していた。
境内間近にあった、ねじれまくって編み込のようになった大木とか
神木か?と思うところにあるが注連縄など張られていない巨木もすごい風格。
しかし、駐車場近くにあった「従二位の杉」というのがまた桁外れに遠目からでも圧倒してきてなんじゃこりゃーーーー!っと。
日曜日だというのに人気がほとんどなく、静かで厳かな巨木に囲まれた森林浴ができました。





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