ここのところバタバタしてますが、せっかくのレディースディだし早くみたあぁ~~い!
てなことで、「アリス・イン・ワンダーランド 3D」見て来ました。字幕のほうです。
実は『不思議の国のアリス』も『鏡の国のアリス』もちゃんと読んだことないし(「down down down…」て英語の授業でやったとこぐらい。。)、特にディズニー好きとかではないけれど、素直におもしろかった。
何がって、ビジュアル的に。メイクや衣装やCG、特殊な体型等、非常に興味深かったので、今回は映画パンフじゃなく「ポスターブック」のほうを最後に買って来たよ。大きな写真で各キャラクターが詳細まで見れるからね。
マッドハッターの帽子も、遠くからだと ただの傷に見えたけど、アップにしたら、レースみたいに透かし模様が入っていてかなりおしゃれ!
ちなみにこの帽子のレプリカを、映画グッズサイトで予約販売するらしいよ。とても手が出るお値段じゃないけど(^^;)
しっかし、ジョニー・デップってこういう癖のある役やらせるとホントうまいよね。日本で言えば竹中直人とか香川照之とかのような感じか。。。おどけているのにどこか悲しくて必死。
非常に気に入ったキャラが「トウィードルダム,トウィードルディー」の双子。もう見かけも行動もすっかりツボ(笑)なんてかわいいのだ~~~~~!!
チェシャ猫と、懐中時計を持った白うさぎも、なんともリアルで実にかわいい。見事としかいいようのないCGですな。とても美しい映像です。
赤の女王は残忍で酷薄な悪、城の女王は優しげで心の清い善。。。。。とも割り切れないんだなぁ~~。
話と表情などを追っていくと、白の女王も結構残忍なとこありますぜ(ーー;)表にださないようにしてる分、陰湿かもしれない。赤の女王の方が素直でわかりやすい分かわいげがあるくらいに感じられる。
まあ、基本的に登場人物はみんなどこか狂っていると。(笑)
ストーリーはいたってシンプルなんだけど、個性溢れるキャラたちと、映像、雰囲気だけでも見る価値は充分にあると思う。
ただ、3Dとして生かしきれてたかというと、これはまた微妙。
3D画像って焦点が合う範囲がある程度決まってるので、近すぎるものは逆にぶれてみづらくなるし、一番飛び出して目立っていたのは字幕だったりする(^^;)
そうは言っても3Dバージョンがあるものは、とりあえず見たくなるんだけどね~~。
ついでに帰りに本屋で「不思議の国のアリス」も購入してきました。
日本語もいろんな翻訳者のものがあるので、訳者によって文体や視点も変わって雰囲気は結構違う感じかもしれない。
とりあえず数冊あったものをパラパラーっとめくって見て、自分がなじみやすそうなものということで、比較的あたらしそうな 挿絵が金子国義さんで、矢川澄子さん 訳のものを読んでみることにしよう。
不思議の国のアリス (新潮文庫)/ルイス キャロル
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