原作の方の漫画は好きで、続巻を楽しみに読んでいる。
原作が好きなので、またイメージを壊されるのも嫌だし(ヤマトの衝撃が凄かったので)、そもそも完結もしてないのでいかにも中途半端に終わりそうな感じもしたので、敢えて映画館に見に行かなかった。
そもそもポスターが、イケメン俳優キラキラ系だったし、こりゃ違うなと( ̄▽ ̄;)
でも、興味はあるので地上波でやるならと見てみた(笑)
時は春秋戦国時代の群雄割拠する中国。
後に「始皇帝」と呼ばれる嬴政と、「李信将軍」となる信の出会いと、周辺諸国や支える人々、敵対する人々などを描いた乱世を駆け抜ける時代活劇である。
もちろん話の内容がすべて史実通りというわけではないが、実在の登場人物や戦の勝敗など歴史の流れに沿ったリアルさがあるのがわくわくする壮大なストーリー展開(原作から)
お、比較的違和感を感じさせない良い配役(๑˙❥˙๑)
もちろんまんまではないにせよ、寄せているにせよ、人によって差はあるにせよ「うぇぇぇ、誰だよこれ」にはなってない。
河了貂なんか、どうするんだろ?とおもったら、あのまんま出てキタワァ━━━━━━(n’∀’)η━━━━━━ !!!!
脚本も妙にいじることもなく、ほぼ原作通りの展開なのもすんなりと受け止められて良かった。
大沢さんの王騎将軍も、元のあのデカさはどうにもならないけど雰囲気は(๑•̀⌄ー́๑)bイイネ
長澤まさみさんの楊端和も、本来は荒くれ者の中でも恐れられるほどのすっげえ強い女傑だから、ほんわか系にアクションもできるのかな?と危ぶんだけど、まあ凛として綺麗で風格ありましたねえ。
派手な殺陣ではないけどびしっとポーズは決めてるので。
信は結構極端なキャラだから難しいと思うが、パワーと熱気と切れのあるアクションで山崎さん快演してましたし、政と漂の吉沢さんもクールで芯の通ったイメージがあってましたね。
憎まれ役の成蟜も本郷さん、ああいうニヒルでちょっと異常性のある役うまいですよねえw
朱凶などもかなり特殊メイクだと思うけど、原作に忠実で全然違和感ないとこがすごい。
当然2時間くらいでまとめられるボリュームではないので、この作品はまさに「序章」くらいのところで終わってます。
すでに続編が進められてるとか。。。
キャラの個性が際立っていて、迫力のあるアクションが多い漫画ほど滑稽になりがちなところ、
近年増えてる漫画の実写化の中でも、これは成功した方じゃないかな。