以前から気になっていたが、実際にはどういう内容であるかまったくわかっていなかった「バグダッド・カフェ 」
なんというか非常に独特な空気感を持った映画。
元々の画質があまり良くなかったと思われ、ブルーレイではなくDVDで十分だと思う。
新旧画像が入り交じってるようで、時々色味が合っていない。
砂漠の真ん中にぽつんとある、モーテル+ガソリンスタンド+カフェなドライブイン、それが「バグダッドカフェ」
ある日、成り行きで裕福そうなドイツ婦人が転がり込んできたことから話は始まる。
いつも不機嫌な女性オーナー
ろくでなしでストーカーの亭主
イカレたどら娘
ピアノを引き続ける若者
投げやりなバーテン
何のためにいるのかわからんジジイ
エロス溢れる刺青師
いちいち登場人物が個性的すぎる(笑)
カメラワークやアングル、切り替えなどが、何をどう意図してるのか掴みにくいのだが、不思議な雰囲気を作り上げている。。
ストーリー的には意味があるのかもわからない、登場人物も不審な行動が目に付く展開。
そこにイメージと現実の世界が入り交じる。。。。。。
どこかコミカルで憎めない
ってか、モデルの度に手に変なもの持たされるのは何よ(笑)しかもビミョーな腕前
そして突然のマジックショー。もうわけわかめ
そして怒涛の展開で最後はミュージカル化する。
でも、なんかほっこりしたり、はらはらしたり、変わってるけど好きな映画です。
数々のカバーで今では有名なテーマ曲「コーリング・ユー」もこの映画の主題歌だったんだね。(ジェヴェッタ・スティール)