水槽立ち上げ後に、パイロットフィッシュとして最初にやってきたクマノミ(ペア?)。
今でも元気いっぱい何の心配もなく仲良く一緒に泳いでいるのですが。。
先日、水槽内のライブロックレイアウトを変えた後、ちょっと見慣れない動きをしているのが目に留まりました。
家主の生活パターンの関係上、水槽は昼夜逆転で、午後から徐々に明るくなりはじめて夜ピークとなり、23時まえに夜間照明になります。
だからサンゴたちも照明が点灯しない昼間はポリプを引っ込めて休眠状態に入っており、顔色も悪いのは日常なんですが。。
それを差し引いても、ちょっと最近なんかくすんできたように見えた巨大化したウミキノコにクマノミが突撃を繰り返す。
でもって、キノコに体をすりつけるように傘の表面でのたうちまわるのを繰り返す
もしや何か寄生虫でもついたのか!?とじーっと観察するが目視ではとくに糸のようなものも見当たらない。
それをもう一匹が追いかけて、軽くかみつくしぐさをしたり、絡み付くようにすりよったり。。
って、、、はっ!! おい、まさか産卵しようってんじゃないだろうな。
オーバーフローの水落口に網はってないからどんどん吸い込まれちゃうぞ!。。てかそもそもイソギンチャクではないぞ!
この時点ではまだウミキノコもちょぼっとポリプを出していたんですが、この連続すりすり攻撃がストレスになったのか、夜ライトが点灯しても引っ込んだ状態のままになりました。
翌日、なんだか黄変してるっぽいのが気になったが、仕事も忙しかったのでいつも通りのサンゴの液体フード撒いて放置。
クマノミも、もうすりすりはしなくなった模様。
その翌朝、さらにどす黒くなってて、あきらかにこりゃあかんと思ったが、朝はばったばたなので帰宅して。。。
帰ってきたら茶色く縮んで溶けてるようになっていたので慌ててびったり張り付いた岩ごととりだしてみた。
くっさぁああああああああああ!!
まずいです。これはもうやばいです。
こんなもの入れといちゃ水槽が腐りそうなひどいにおいがしてました。無事なところがあれば救出したかったけど、傘から根元までやられてました。
2つのライブロックの間にへばりついていたので、カッターでバッサリげしげし削り取りましたが、部屋一面に広がるにおいのひどさ。。(あまりの惨状に写真撮る余裕もなし)
もっと水質に敏感そうな他のサンゴたちは元気にしてるので、ウミキノコ単体に何かあったのでしょう。
ウミキノコって比較的タフで悪条件にも耐える丈夫な子らしいので。。
クマノミのこの謎の行動がウミキノコをあの世送りにしたのか、そもそもウミキノコが弱り始めて微臭?みたいなものを発してクマノミをおびき寄せていたのか、真相はよくわからないですが。