ヨコエビ湧きました

海水

気づけばまただいぶたってますが(^^;)まだ続いてますよ〜。
最近、濾過槽内の手入れをしてる時に、手にまとわりついて這い回るちっちゃい虫みたいのがいて、反射的に振り落としてたのですが。。。

特にオーバーフローの水が最初に落ちてくる、物理濾過のウールマットのあたり。
淡水とは違い、あくまでゴミを濾すザルのように使っているので、黒ずんできたらちょこちょこ新しいのと交換してます。

で、マット掴むと同時にわらわら〜〜。うひょ〜と思いつつエイっとばかりに流しにたたきつけたら、ちっちゃいだんごむしのような、ゴキブリっぽいものが何匹も絡まってたのです。
こりゃなんかまずいもん湧いちゃったかな〜と思い、とりあえず調べてみようと。

少し前に科学館の売店ぶらついてる時につい目に止まって買ってしまったスマホ用顕微鏡をはじめて使うときがきた!(買ってから何ヶ月も箱に入ったままだったw)
[amazonjs asin=”B00MF2MTAU” locale=”JP” title=”スマホde顕微鏡 (ブラックxグレー)”] まあおもちゃです。ただ裏側から当てるライトもついて明るいし、ひょいとスマホのっけるだけで大きな画面でみれるし、そのまま写真もとれるので便利♪
で、拡大してみたら。。。


ん?ゴキとか虫じゃないな。どちらかというとミジンコとかそういう系?まるまるした体に長い触覚、大きな黒い目がうさぎみたいでなんかかわいく見えてきた。
で、この画像を参考に調べてみると、どうやら「ヨコエビ」という生物らしいと判明。

気づくとちっちゃいヒトデやら、ゴカイやら、ケヤリっぽいのやら、カニやら、いつのまにかいろいろ出てきたので、多分ライブロックが元なんだろな〜。

害虫どころか分解者であり、貴重な生き餌としても人気の、ありがたーい存在だったのだ。
ちなみにヨコエビというのは、一般的に認識してるエビの仲間ではなく、ヨコエビ亜目に属するグループの甲殻類で、含まれる種類も多様らしい。

こんなにいるらしい(ねこのしっぽさんより)が、私には残念ながらどれだか判別できませぬ。
スライドガラスに海水垂らしたら動いてる姿が観れたので、しばし観察。この後水槽に戻しました(笑)

さて、ややバランスが崩れてきたこともあって、いろいろ導入したものもあります。
まずは、だいぶ前だけど「バイオペレットリアクター」。生物濾過の秘密兵器です。

難しいことはあまり理解してないのだが(苦笑)硝酸塩、リン酸塩を減らすのに非常に有用らしい。


ただ、水槽を低栄養塩化するので、サンゴ飼育の場合には栄養不足を補うために添加物や餌など注意が必要という記述もみかけた。

後に記述するが、とくに一見ソフトコーラルだけどハードの仲間だよ的なやつから落ちていったのはここにも原因あるかも。。?

シアノは消えたが、代わりに茶色いコケっぽいのが、こまめに掃除してもすぐ砂の表面をうっすら覆うようになったので、まだ処理不足なのかなあと次の手を打った。
「ROWA Phos」という吸着剤である。

以前も白い粒の安価なのは使ってたけど、リン酸塩やシリカを強力に吸着する能力が全然ちゃうということで。

DD リン酸塩吸着剤 ROWA Phos(ローワフォス) 500ml

しかし、シナノに覆われ始めたあたりから、バランス崩れまくったようで、換水こまめにやり始めた時は手遅れ。いくつかはこんな状態に。。。
ほんとは綺麗な水槽だけみせたいけど、やっちゃったものは戒めとしてちゃんと記録しておかないと、ね。

こいつらは元気。やはりソフトコーラルは強いのだなと改めて実感。

ウミキノコ2も茎がひょろ長くはなったが、元気。グレーのオオバナは一時期瀕死になったが持ち直し、現在一進一退といった感じである。だいぶ痩せちゃったな。。

そんな中、魚たちはいたって元気。すくすくというより過剰に肥満体になってしまったギンポくん(ーー;)腹がもはやありえない膨れ方なんですが。
(コケも食べるし、人工餌も速攻反応するし、年中ほじくりかえしてる異常食欲。過食症??)

近くに比較するものがないのでわかりにくいが、クマノミたちもかなり大きく成長しました。特に一匹がもう一匹よりだいぶ大きい。

もちろんチンアナゴたちもすくすく。だいぶ太くなってきたなあ。

スクーターブレニー(コウワンテグリ)もまるまるとして、順調に大きくなりました。色もきれいにブルースポットが乗ってる!?こいつは水槽内になれるの結構早かったなあ。

と、いうこともあり、近種の ルビーレッドドラゴネット(ミヤケテグリsp)も投入。とにかくうちの魚地味だから、ちょっと鮮やかなの入れたかった。

スクーターと比べるとすごいちっちゃいけど、うまく適応してくれたようで、現在もちょこちょこライブロック周辺をうろついてます。

そこで味をしめ、つい最近入荷されたのを見つけてとうとうマンダリン(ニシキテグリ)も投入!テグリ類では一番派手なやつですな(^^)

だんだん熱帯魚水槽っぽくなってきました。(って底もんばっかりですやん)
ただ、もっとも餌付きにくいらしいので、よく様子をみてあげないとな。。あとはスポッテッドマンダリンだあ!(何気にこの種が好きになってる)

地味だけどインドカエルウオも健在。こいつもでかくなったようだ。

そして、バロニア退治に先日買ったエメラルドグリーンクラブが水槽投入後、3日後には昇天された姿で発見されたので、再びお店で長い間働き続けているという秘蔵っこを無理を言って譲っていただきました。

今回こそはと願いを込め、前回より慎重に点滴法で時間をかけて水あわせ。

マメスナに生えたバロニアの上に投下したところ、速攻でましたの岩陰にはいられましたが。。今度こそ元気に馴染んで欲しいな。

ちなみに現在の我が家の餌は、チンアナゴ含め全部この3種でまかなってる。

メガバイトを主に、時々他の2種を混ぜてすりこぎでつぶして細かくしたものを与えてます。ヨコエビが上の水槽内にも沸いてるのかよくわからないけど、時々濾過槽からとって放り込んでみようかな。

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