年明けにコロナの始まりで釧路旅行が直前中止となって以来(クラスター前)、実家にも近寄れず仕事と近所の買い物以外は自宅引きこもり状態で謹慎してました。
自分が貰うのはまだしも、高齢の親や職場や親類などに無自覚でうつしてしまったら取り返しがつかないし責任も取りようがないからね。
結局一進一退を繰り返しながら猛威は衰えたとも言えず半年も過ぎ、ゴートゥーキャンペーンが始まったのも、ちょうど感染者が増加していた頃なので、なんでこの時期?!と思ってました。
なので慎重に様子見をしてたんだど、さすがに最近こりゃ終わりが見えないなと。
恐る恐るながら、人混みにもまれないところで、宿泊先も他の人と混浴にならない部屋付き風呂に絞り、館内でも出来るだけ接触の少ない部屋数すくなめの宿だったら。。。。
と思ったが、みんな考えること一緒でそういう普段なら手の届かない高級宿ほど満室ばかり(苦笑)
ようやく見つかった東北方面の温泉目指し、まずは松島へGo!
松島ももう何回行ってるかわかりませんが、観光船や瑞巌寺は飽きるほど、牡蠣小屋や五大堂や伊達政宗歴史館や福浦島など主要なとこも記憶に新しく、さあどうしよう。
、、、、なぬ?西行戻しの松公園に素敵な見晴らしのカフェがあるとな?
松島を見下ろす展望台というのは他にも行ったことがあるけど、カフェがあったのは知らなかった。。。
日立駅のシーバーズカフェと同じような一面ガラス張りだけど、やはりそこは松島、見える景色が違うwww
季節によりケーキも変わるようだけど、ショーケースで見てひとめで決めた「シャンティ・マロン」をすっきりとした癖のないアイスコーヒーで。
シャンティ・マロンは見かけのわりに非常にあっさりとして軽やかで食べやすかったです。
あとハンブルクサンドもおいしかった(うっかり写真撮らずに先に食べてしまった。。)
食後は公園を少々お散歩。海側に立派な松が2本生えていたので、これが西行戻しの松?と思ったが、どうやら違ったようだ(--;)
高台から松島を見下ろした時に、左下の方を散策してる人がいて、どこからかあっちまで散策路がつながってるんだなあぐらいに思ったのだが、そっちの方だったか!
白衣観音展望台にもとりあえず登ってみた。観音様は小さめです。
ちょうど良い高台で、遠くの方まで見渡せますね。
西行戻しの松公園は仙台方面から松島駅へ抜ける手前にあるので、そのまま海岸通りの方へ出ると。。。
ん?松島水族館跡地になんか変な建物ができてる~~~~
飲食店、物販店舗、観光案内などがあるようです。
で、瑞巌寺は震災前、後、大改修前、後と何度も行ったが、すぐ近くの円通院の方はそこで気力が尽きてほぼ行ってないんじゃないか?と。
ああここは縁結びのご利益でしたか。
そこはさくっとスルーして、みたかったのはお庭。
枯山水庭園「雲外天地の庭」
こういうお庭が大好きで、家持てたら枯山水作ろうと思ってたんですが、毎日きれいに流れを描くだけの余裕が持てないので断念(--;)
いや、正確には玄関周りに砂利と飛び石敷いてもらってそういう雰囲気にはしたが、結局保ててないw
こういう小さめのレーキを購入して、たまーに来客がある前などに波目をつけたりはしてるんですが。。
白砂で松島湾と見立て、岩で七福神の島を配置し、苔で覆われた山々を表現した「天の庭」と「地の庭」を結ぶ懸け橋がかかっている。
地の庭側は、ぎざぎざの石畳の奥に苔むした待合と赤い傘が配されていて非常に風情がある。
ちょこっと色づき始めたモミジとススキが秋の気配を漂わせているねっ
三慧殿へ向かう小道は禅林瞑想の庭というらしく、こちらも苔と杉林がしっとりと緑の空気を育んでいて落ち着きます
あーこのお寺かなり好きだわ。あこがれの庭ですな。
ここ円通院は伊達政宗の嫡孫の光宗公の菩提寺で、臨済宗妙心寺派。
仙台市内の瑞鳳殿にあるよりはぐぐっと地味なんだけど重文の御霊屋(三慧殿)があります。
しかし、中におさめられている厨子は色鮮やかで、西洋風な薔薇などの文様も描かれていました。
奥にある薔薇園も有名ですね。(ここだけヨーロッパ風味)
ただし、この薔薇園自体が墓場になっており、奥に墓石が並んでいました。
ぐるっとまわると藁ぶき屋根の重厚な本堂「大悲亭」。町指定文化財となっています。
その前は池に木々が覆いかぶさるような遠州の庭。
ここは紅葉の最盛期にはとても見ごたえがあるでしょうね!
今回は瑞巌寺は寄らずに参道を通って海側へ。
津波でやられてかなり寂しくなっていた松林も少しずつ成長してきているようです。
せっかくなので、通りすがりに久しぶりに五大堂も寄ってみた。
透橋はそんな高いわけではないけれど、足元がスカスカなので、怖がる人もいる。
足元をしっかり見て踏板の上を渡っていきましょう。
湾に浮かぶ島々も眺められます。
五大堂の軒下には十二支の彫刻が配されているので、自分の干支を探したり好きな彫刻を探したりするのも楽しい。
そして、松島に来たら必ず立ち寄りお買い物するのが「むとう屋」さん。大好きな酒屋さんです!
いつもたくさん買うけれど、今回はGoToクーポンもあるのでっ!
地元近隣の日本酒を中心に、地場産のワインやウイスキーやシャンパン、果実酒、ノンアルコールまで豊富に扱っている上に、限定品や季節ものなども結構あるので、ついついあれもこれも飲みたくなってしまいます。(普段ほとんど酒なんか飲まないくせに。。。)
気が付けば、、、酒屋でも開くのかよっ!!!
しかも、かわいい酒器も手ごろな値段からいろいろ置いてあるのでついつい手にとっちゃう。
地元情報サイトでクーポンをみつけ、お猪口もおみやげにいただく。
実はもう一つひとめぼれした酒器があったのです!
しかしクーポンマジックでついつい既に大人買いしたので、非常に悩み、後ろ髪をひかれつつ籠には入れられなかった逸品。
それはHIROガラス工房さんのサンドブラストの職人作品。
食器は日用使いできるものしか買わない主義なんで、さすがに普段と桁が違うガラス製品となると躊躇はします。(割っちゃうかもな恐怖)
しかし量産品ではないからこそ一期一会。宿に入ってからもずーっとその面影が忘れがたく、今度は思い切って買わなかったことに対しての後悔がふつふつとこみ上げてくる。
高いといっても数十万とかではなく1万をちょっと超えた程度。
良い年の大人なんだからひとつぐらいお気に入りのグラスの一個や二個持っててもよいだろ?
このまま帰ったらきっとずっと引きずり続けるぞ!(もはや恋でしょう)
てなわけで、翌朝開店と同時にまたむとう屋さんに飛び込みまだあったことに感謝しつつお持ち帰り。
かえるたん柄
さまざまな方向から違う絵柄が彫り込まれており、底にまでいるんですよ♡
しかも伝わりにくいがオレンジと黒の微妙なグラデーションも素敵なんです。
はい、帰宅後さっそくむとう屋さんで買ったお酒で晩酌しました♪