バリ島紀行1 (ホテル〜ドルフィンウォッチ)

アジアインドネシア海外

今回のG.W.はぶつぎれになりそうだ、、、と、なかなか計画もたてられなかったのですが、急遽長期休みがとれることになって慌てて走り回りました。

なかなか長い休みはないから、そんな時じゃなきゃいかれない海外へ。
前から興味があったバリ島へ行く事になりました。

海外ツアーといえば、あまり決められた旅行って好きじゃないので、飛行機をおさえた基本プランをベースに自由にいじくれるHISにて手続きを。(まいど〜?)

ホテルをランクアップしたり、オプションツアーを好き勝手に詰め込んでいたら、冬のボーナスから割り出したG.W.予算を3倍以上上回ってしまった(ーー;)

ま〜〜〜だせるなら、出してみせようほととぎす!

成田までいくのがめんどいので、グアム乗り継ぎ便でいくと、早くて9時間強かかる。そ、、そんな遠かったんだ。。。(ちなみに帰りは13時間かかったよ。ふっ)

滞在先はヌサドゥア地区のウェスティンリゾート。広いプールに明るい外装、リスも走り回っています。

初日は夜到着なので、そのままホテル泊。ここの売りはなんてたって「ヘブンリィ・ベッド」。風呂と布団にはうるさい夫婦なので、このいかにもぐっすり眠れそうな特製ベッドに惹かれてホテルを決めました!

基本的に昼間は出歩いて部屋にいないのだから、部屋とは眠る場所。遊びほうけた後の疲れを癒す。。。それが重要なんですよ!
シャンプーやら石けんやらボディシャンプーやら、すべてハーブで香りにも癒される。

各部屋コテージもついていてリスも遊びにくるし、ビリヤードやら卓球やらジムやら設備も揃い、広いプールのまわりは蓮池があったり庭も広くて散策できる。

もちろん浜辺は直結でプライベートビーチ状態。スパもあって、浜辺近くのテント(?)で海をみながらマッサージだってうけれちゃう。大満足なホテルでした。

翌日は早朝からラフティングボートに乗ってイルカウオッチングに海に繰り出す。遭遇率90%というからいくら運の悪いあたしでも。。。
これがゴムボートにモーター積んだようなしろもので、乗り心地は言語に絶する。

外海だから波は荒く、ジェットコースターもまっ青。うねりに高く持ち上げられ、波間に叩き付けられるのだが、これが水とは思えないほどの衝撃で、腰骨にガツーンと響く。
なんですか、椅子に座ったまま高いとこから落とされたような状態で。。なんか、、むちうちとかになりそ。
イルカポイントというのが3カ所ぐらいあるらしい。最初はみんなボートの激しさにわいわい騒いでいたものの、折り返し地点まできて帰りにさしかかるころにはみんな無口に。

もしや、運の悪い10%になってしまったのか。。。気まずいムードが漂いはじめ、必死にキョロキョロする現地ガイドさん。
トットットッ、、とモーター音だけが響くなか、ふいに船がスピードをあげて旋回、ガイドさんが指さすその先には、、、

おおおおおおおおおおおおおお

なんとか見る事ができました。しかしすごい大量です。

さっきまでの見渡す限りの海原とは思えないほどあっちこっちに群れを作って泳ぎ、ジャンプし、船のすれすれを泳ぐイルカ達。

かなり長い時間船を停めていてくれました。(とはいえ揺れまくるけどさ)とにかく会えてよかった。(タイミングが難しく、ろくな写真はとれなかった。。。)

昼時間に余裕があったので、街に繰り出し昼食と買い物。ついでにPlaza Baliに併設されていたスパに寄ってクリームバスを体験。バリといえばエステ王国。来たからにはやってみよっ。

クリームバスというのはヘアマッサージと特殊トリートメントで、頭の癒し。そのスパごとに使用する液体も異なるが、どこも自然素材でとても優しく効果抜群。

しかも、ヘアケアなのだが、背中から肩、両腕の指のさきまでオイルマッサージもついて、上半身すべてでなかなか心地よい。3000円弱だったかな。

夜はバリの3大伝統舞踊のうち「ケチャックダンス」を見に行く。

カメラ忘れてとれなかったんだが、とにかくこりゃすごい!他の2つはガムランを主とした楽器の演奏と華麗な衣装でみるからに派手派手しいのだが、ケチャはちょっと毛色が違う。

基本的に楽器はナシで、上半身裸の男達が
「はぁ〜〜〜〜ティ〜ハ〜ティハ〜ティ。。。」と合唱しながら登場し、炎のまわりで「ケチャケチャケチャケチャ。。。」と一斉に叫びながらひれ伏したり踊ったりして声だけで伴奏を奏でる。

「ラーマーヤナ」という古代インド叙事詩の一部を演じる踊り手たちがいて、これが主題なわけだが、どうしても周囲のケチャ団のほうに目がいく。

適当に叫んでるようにも見えるのだが、これが驚くほど統制がとれていて、要かなめのとこで、バシッと合唱も揃う。

声も十人十色なので不思議なオーケストラとなって、原始的でありながら心地よい陶酔に引き込まれて行く。

しかも、ただ歌うだけではなく踊る。時には風のようにそよぎ、時には海のようにうねり、時には出来事を見守る野生動物となり、、自然現象をも表しているようだ。

これがまた鳥肌たつほどに正確に揃う。位置が入れ替わり、きれいに倒れ、円陣となり、ほどけて、、数十人という大人数でありながら、ここまで統制がとれるなんて、どんな名のあるシンクロナイズドの団体でも不可能ではないのか?!

暗がりのなかで炎を囲み、人の声だけでかなでる音楽と舞踏の体験は、とても神秘的で素晴らしかったです。
長くなるので続きは別で。

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