萌黄の館の次はお隣の「風見鶏の館」。この二つは共通券がありました。
ここは元ドイツ人貿易商のゴッドフリート・トーマスのおうち。赤いレンガと屋根の風見鶏がトレードマークですね。
素敵な照明とたかそうなソファ。いかにもお金持ちそうだよなぁ〜。
ひとつひとつの部屋がやたら広いのだけど、天井が非常に高いのでゆったりとしながらも目がだまされてる感じ。壁紙は結構ポップで明るめだけど天井の装飾もおしゃれですね〜。
どっしりしたバーカウンターなどもあるが、びっくりしたのは食時専用の小さなエレベーターであるダムウェーターまであったこと!
調理は地下でやっていたのでしょうかねえ。それだけ来客も多かったということなんでしょう。
階段あがった踊り場もべらぼうに広いわけですが、昔はビリヤード台があったとかで、真ん中にある照明がその名残を止めています。
ミシンや三輪車なんかもアンティークでインテリアに飾っておきたいもの
大受けしたのが、家の表札。日本人がわかるようにカタカナにしたのだろうけど。。。ジトーマス?
G.トーマス。ゴッドフリート・トーマスさんなんですが。。ジトー。。。
風見鶏の館のすぐ脇に「北野天満宮」の細い階段があったので、旅の無事祈願も兼ねて寄ってみました。
手水のところに珍しい「水みくじ」というのがあったので興味津々。水に浸すとおみくじの内容が現れてきます!相変わらず引きが弱いのはしょうがない。。
神社自体は観光化されたものではないようですが、境内からの眺望が素晴らしい!ちょうど風見鶏の館の上から神戸を一望できた。行ってみてよかった隠れた名所ですな。
で、うろこの家に向かったのですが、道が細く坂が急なところが多いので、ちょっとわかりにくく、ちょうど裏手の展望台の方へ行ってしまった(^^;)
「北野道港みはらし台」というらしい。とにかく坂がきつくて汗みどろになっていたので、ここで一休み。夜景なども綺麗に見えそうなところですね。
来る途中でうろこの家の裏側もみれたので、だいたい目安もついたのできた道を戻り無事到着。
異人館の中でもほぼ一番高いあたりの建物なので、三宮駅から来たら大変なんだろなー。新神戸からきたのでちょっとショートカットできたはずだけど、それでも結構しんどい。
もともと旧外国人居留地に建てられていたものを移築した、最初に公開された異人館だそうな。このうろこ外壁はかなり目を引くよねえ。
ここはマイセンとかロイヤル・コペンハーゲンとか高価な食器類も見ものだそうで、うっかり触らないよう要注意。
しかし、私は洋食器はあまり興味がないので、それ以上に興味を持ったのが、素敵な照明器具が多いこと!
いいな〜〜〜!こういう照明だったら欲しいな〜〜。高いんだろな〜〜(泣)
なぜか2Fのベランダには、ふかふかの毛皮が敷かれた凝った装飾のそり(馬車?)がありました。
敷地内には館の隣に3F建てのちょっとした美術館も併設されています。
庭園には「ポルチェリーノの豬」という銅像があり、鼻に触ると幸せを呼ぶとかで、鼻だけぺかぺかになってます(笑)
異人館はたにも数多くありますが、とにかく坂がきついので、どこみるか計画的に。今回は私が初めてだったのでもっとも有名なところだけつまみ喰い。
他の洋館も外からはいくつかみて回りましたが、やはりあまり欲張り過ぎても途中でおざなりになっちゃうかもね。
うろこの家で買ったおみやげ。この後姫路城へ向かいました。
最終日は翌朝発の飛行機で立つため、旧外国人居留地の方のホテルに宿泊しました。ちょっとは元町付近でお買い物も楽しみたかったけど、夜〜〜〜。