宿と時間は前後しますが、松島で朝むとう屋に立ち寄った後、一路高速で会津方面へ。
もうひとつ取れた個室風呂付の宿が芦ノ牧温泉にあるので。
その前にまず、ソースかつ丼で有名らしい「十文字屋」に立ち寄り腹ごしらえ。
ちょうど「祈りの里 会津村」のすぐ脇にあるので、遠くからでも白い会津慈母観音像が目印となる。
さすがの人気店、すでに多くの人がたむろっていて、入り口の受付台に名前を書いて順番を待つ。
入ってちょっとこりゃまずいなと思ったのは、行列の大人気店ゆえ店内は超過密状態。
前後左右お座敷も座席もカウンターも目いっぱい人が立て込んでいて仕切り板などもなく、隣の人とひじがぶつかりそうな距離。もし帰宅後発病したらまずここだろうなと(^^;)
磐梯かつ丼という山のように盛られたものが目玉ですが、明らかに食べきれない感じだったので「ヒレかつ丼」を頼んだが、やはりとんでもないボリューム。2切れでも厳しかった。ミニカツ丼で十分だった気がする。
隣でラーメン類を頼んだ人がいたので横目で見たけど、すり鉢かいっ!ていうドでかいのが来てたので、全体的にオーバーボリュームだと認識してた方が良い。味はジャンクな甘辛系ソースで、ご飯がすすんじゃうやつ。
この後、チェックイン時間まで間があったので、いったん芦ノ牧温泉を通り過ぎて大内宿へ。
なんかここも最近頻繁に来てる感じだが、おいしいケーキのカフェがあるからそれ目的だけでもっw
お目当ては「分家玉や」さんの抹茶のテリーヌ。これなかったら泣きます。
これで目的達成なのであるが、せっかく来た以上街並みもまたぶらぶらしてみる。
3年ちょい前には季節もあるかもだが街並みも結構ガラ空きで駐車場も余裕であったが、去年ぐらいから?駐車場も大規模増設したんですが非常に混むようになってきた。
(写真はできるだけ視界から人が消えたタイミングを狙ってます。人通りは結構あった)
今回も海外旅行客などはいないはずなので、まだコロナ中だし連休でもないし近隣の人ぐらいだけなら、、と思ってたら結構な人出で駐車場も午後遅くなのにほぼ埋まってたのにはびっくりした。
実は家を出る時うっかり玄関先でマスクセットを落としてきたようなので、おみやげがてら会津木綿のマスクを購入。
なんかね、観光客が増えてきて売り手のおばちゃんたちの勧誘がどんどん言葉巧みに高額商品に誘導するようになってきてるのを感じるw。以前はもっと素朴な雰囲気だったのだが。。。
翌朝、お買い物クーポンを使うのに会津の七日町に寄っていこうと思ってたんだけど、時間がまだ早かったので鶴ヶ城にもまた寄ってみた。
なんども来てるので同じような写真ばかりになっちゃうんだけど(--;)
入城券の購入前に誘導路とテントが仮設されていて、検温で遠田人だけが入れるようになってました。
塩蔵より入城。
内部はパネル展示や資料、道具展示がいろいろあるがほぼ写真禁止なので、過去なんども見たものはぷらぷらーっと流して最上層へ登っていく。塩蔵抜かして5層あります。
この長屋方面を見下ろす構図が結構お気に入り。
表門も見下ろせます。
下まで戻ったら、お土産屋を通って南走長屋、干飯櫓へ。
コロナ対策なのでしょう、天守閣も櫓も映像系資料はすべて停止となってました。
当然ここのVR体感シアターもなし。
こちらには、武具や道具や軒瓦などの展示の他、パネルや守城のしくみや、奥の櫓では刀(抜けない)、火縄銃(模型)などが手に取れるようになっていて、顔出しパネルも何種かありましたw
さきほど最上層から武者走の上にもみえた、疫病退散の3Dアカベコも。
幕末のぼっこぼこに砲撃打ち込まれて崩れた写真などを見るにつけ、まあきれいに復元されて良かったねと(鉄筋の近代的な博物館仕様ですが)
何度も来てる割には時間やタイミングが合わなかったり気力が尽きてたりで、そういやお茶室「麟閣」の方はまともに見てないんじゃないか?と(城と共通券)
こういう鄙びた茶室風のお庭って良いですなあ。参考にしたいがこういう門と踏み石を配置するには広さが足りなかった(^^;)
待合だけでも結構なお値段かかるもんなんですよ。
城は新しくとも石垣は時代を感じさせてくれます。
現存天守がない城跡でも石垣は残ってるところが多いので、あちこち見て石積みの名称を覚えてしまう。
個人的には洗練されてはないけど質実剛健な雰囲気の野面積みが好き。
周辺は何度も来てるが藩校日新館、さざえ堂、飯盛山など歴史名所を車でピンポイントで回ることが多いため、そういや街中は全然歩いてないねと。
鶴ヶ城からそう遠くない七日町へ行ってみた。
駅がレトロな喫茶店と見間違ったほどにかわいらしい(実際駅構内に喫茶とみやげもの屋がある)
みやげものと食事or喫茶のよい店があるかなあと立ち寄ったのだが、駅近くに相方が「阿弥陀寺」を発見。
先ほどの鶴ヶ城の中に「御三階跡」という場所があって、阿弥陀寺に移築されたという説明と写真は見たのですが「あーどこかに現存はするのかあ。でもどこか知らないとこだな」と思ってたらここだったのか!
すぐ脇には新撰組隊士斉藤一の墓もあり、他にも会津の武芸者 黒河内伝五郎の墓や戊辰戦争の多くの戦死者の共同墓などがある、こじんまりした中にも歴史の詰まった寺でした。
会津といえば漆器でも有名なので、お気に入りのものがないかなと漆器やさんもめぐってみた。
まずは「会津ブランド館」を覗いてみたが漆器は少なかったので。。。。
「工房 鈴蘭」さんは一見高価な敷居の高い店にみえますが、結構手ごろなお値段で、現代風でポップなガラスと漆を組み合わせたかわいらしいものが多かった。若い人でも使いやすいと思う。
グラスなんかも覗き窓みたいでおしゃれだったけど、今回は求めていた方向が違ったので。。。
もうちょい渋めのものを探していたので、創業300年の老舗中の老舗「白木屋漆器店」を目指してみた。
建物自体が雰囲気あって大きかったので、さぞや種類豊富で変わったものがあるだろうと期待しました。
伝統的な「the 会津塗り」が欲しいならここで。
メインはお椀で、それ以外は少々。後は高価な特殊ものと展示室という感じでした。
多分店頭に並んでいない豊富な在庫もあって相談すればでてくるのかもしれません。
で、白木屋さんの斜め前ぐらいに「福西惣兵衛商店」があって、ここが新旧のデザインが調和したカジュアルな感じの見やすい店内で品ぞろえも豊富そうだったので、なんとなくここに落ち着いた。
結局めちゃめちゃシンプルでこぶりな椀x2色と納豆混ぜによさそうな器と、和風コーヒーセットに合いそうなスプーンx4を購入。
駅方面戻りながら、七日町パティオの路地の奥にある会津本郷焼の「瀬戸右衛門」に寄ってみたり、長門屋さんで「究極のお土産」「伊勢志摩サミット おもてなし商品」との張り紙が気になった「香木実」を買ってみたり、「菓子司 熊野屋」で相方がどら焼きを買ったりしながら駅方面に戻る。
「末廣酒造」の酒蔵直営もあったんだけど、むとう屋さんで酒類は爆買いしたあとだったので(^^;)
で、外見から非常に気になった「渋川問屋」さんでお遅めのお昼をいただく。
ちょっと大人なので、奮発して会津塩川牛ステーキコース(120g)を注文。
ジューシーで結構霜降りっぽく脂も多い気がする。
塩コショウだけでおろしも添えてあっさりと肉のうまみを味わえる感じです。
その他購入したおみやげたち。
会津ブランド館でソースとドレッシングと蝋燭と水色のきれいなマグカップ(ほんとはビアカップ)を購入。
瀬戸右衛門で流し模様に個性のあるビアジョッキ2色。アイスコーヒーにも合いそう。
番外で、芦ノ牧温泉の観光案内所が駄菓子屋さんになっていたのでついつい夢中になって大人買い。
駄菓子屋さんでも開くつもりですかっ!?
てか、我が家のお菓子入れが既に駄菓子屋さんそのものなわけだが。。ヾ(▽⌒*)キャハハハo(__)ノ彡_☆バンバン!!