宇都宮:大谷資料館

03 関東国内栃木県

以前なんかのガイドブックで見てからとても気になっていた場所。
でも「石なんか見てなにがおもしろい?」とスルーされ続けて幾年。今回中禅寺湖に行くにあたり「あ、意外と近いとこにあるんだ」と寄ってもらえることになりました╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !

大谷資料館 - 大谷石の歴史と巨大地下空間
石の町「大谷」 大谷石に育まれ発展した大谷。現在では、大谷石採掘も手堀りから機械堀りへとなり、昔と大きく変わってきていま...

ぶっちゃければ「大谷石の地下採掘場だったところ」ですわ。しかぁし、予想以上にすごかったぞっと!!

確かにいろんなCMや展示会、映画やドラマ撮影、コンサート、PVなどで使われてることは知ってましたよ。
でも正直1~2広い場所があって、あとは各地にある鉱山跡みたいに狭い通路がくねってるんだと思ってたんだが、なんじゃこりゃ、もはや滅びた都市の地下遺跡のようではないかっ!!

マニアックな石材の資料館だから多分そんなに人こないだろうと思ったら大間違い。
オンシーズンの尾瀬のごとく最初は通路をぞろぞろ並んで進むぐらいの混雑。途中で立ち止まることもできない状態にややうんざり。

なんで??というのも中に入ればよくわかる。
なんと坑道内は12〜14度とめっちゃ涼しくて快適w。こりゃこの猛暑の中、避暑としては最適な空間ではないか!

しかも奥まで行けば駄々広い空間が広がってるので、ある程度混んでいてもまったく気にならない。

ライティングの演出も良いので、空間自体がもはやアートと化している。

硬質な石に囲まれた地下空間だから、音の反響もすごそうだ。コンサートとかやりたくなるのもわかる。
最近はここでの結婚式も行われてるらしい。

以前のイベントで出品された假屋崎省吾さんの作品も展示されてました。

どういうところかはもう写真で見た方が早いので、ざざざっと美しい地下空間の様子をどぞ。

地上と繋がる部分は、晴れた日には外光がゴッドレイ効果となっていてこれまた美しい。
この光と陰の使い方は3DCG的にも参考になります。

この辺は多分舞台装置として作られたものがそのままになってるっぽいね。
採掘場の切り出しではこうはならない人造的なものがw

いやあなんというかめっちゃインスピレーションが湧いてくる、想像力を刺激する空間ですね。
アクションもの、遺跡もの、廃墟もの、スチームパンク風などいろんなシュチュエーションに合いそうです。

地上に上がった時の気温の落差が激しく、展示室など見てると汗が吹き出してきました(ーー;)もう一度潜りたい。。。
こりゃあ夏場こそ訪れたくなるところですな。きっと涼みにきてる人も多いに違いない。

最初は普通に広角とかで撮ってたんだけど、この空間の大きさがつかみにくいので、途中から魚眼レンズに切り替えました(F1.8と手持ちの中で一番明るいし)。
壁や天井がぐぐっと入っておもしろい効果になったと思います。

M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO
OLYMPUS マイクロフォーサーズ用フィッシュアイレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO EF-M0818PROBLK

帰りは鹿沼に寄って名物の「ニラ蕎麦」をいただきました。
帰宅して鉄腕DASHを見てたらどんぴしゃでさっき食べたばかりの鹿沼のニラ蕎麦が出てきてびっくりした。

とにかく肉厚でかみごたえがあり、一般的なぺなぺなのニラとは大違いです。軽く茹でただけなのに蕎麦に合いますね〜〜。

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